漫画誌はアンケートの結果が連載継続に影響する
バクマンの作中のセリフ「ジャンプで続けるには、アンケートの結果が一番重要なんだ」 いわく“アンケート順位だけで、すべて決めているわけでもない”とのこと。毎週、何万通以上ものアンケートハガキが届くので、集計すればそれなりに「信頼」のおけるデータが出ることは事実ですが、SNSが発達した現在においてアンケート以外の指標も採用されているようです。
出典が不明
しかし合理的だろう。ジャンプ+のPV数とか集計できるわけで、アンケート(主観的な意見)より正確な閲覧データを取ることができる
アンケートはアンケートで参考にはなる
また人気がなくなったらテコ入れというのも通説となっていますが、これも作品によるようで例えば『チェンソーマン』(著:藤本タツキ)の担当編集の方は「アンケート結果に左右されて物語の展開を変えるようなことはしてほしくない」と発言しておられます。
露骨なテコ入れは歴史的事実としてある
最近は違うということか、あるいは個人的な意見としてそう思っている=物語が受け入れられなかったら連載継続は諦めるべきと思っている?
「マガジン」の場合、2013年まで編集長を務められた森田浩章氏は「読者アンケートを見て判断しています」と意外にもシビアなアンケート主義であることを認めておられました。ちなみにマガジン編集部には「漫画編集者のための教科書 ―アンケートで1位を取る方法―」という教則本が伝わっているとのこと。
「少年サンデー」の現編集長である市原武法氏は掲載作品に関し「僕の独断と偏見と美意識で決めます」と就任直後に語っており、現在もアンケートを重要視しつも、ご自身の「手応え」を大事にしていらっしゃるとのことです。