演色性
同じ色のライトA、Bがあったとする
「同じ色」とは、色度図で座標が同じぐらいにあるという意味 A, Bをなんらかの物体に当ててみると
AよりもBの方が物体の色を感じやすいという違いがあった
このとき、BはAよりも演色性が高いという
なぜこのようなことがおきるのか?
前提知識
人間の目が感じ取れるスペクトル分布(可視光)は380-800nmぐらい 色は、光が当たった物体が反射する光が目に入って知覚する
もともと光に存在しない色は反射できないので、その色になることはない(はず)
可視光の範囲におけるライトのスペクトル分布が違うため
https://media.mercola.com/ImageServer/Public/2016/October/led-lighting-2.jpg
太陽光は左上だが、LEDは下段真ん中で、青色が強い
反射も青色が強くなるので、青っぽく感じる
https://gyazo.com/b996354a45113febb1dba5c2dafd39ad
ハロゲンとLEDが上の資料と違う
演色性が低いランプの例
低圧ナトリウムランプの分光分布は、D 線と呼ばれる波長約 589 nm の輝線スペクトルであり、それ以外の波長成分は殆ど含まれていません
スペクトルが極端に狭いので、反射する光もこの色しか返さない
このため低圧ナトリウムランプに照らされたものはオレンジ色のモノトーンに見える
演色性の違いを実際に確かめる方法
ライトで照らす
デジカメで撮影する
異なるライトでも同様のことをする
撮影したカラーホイールの画像を比較する
ライトによってどの色がでていて、どの色が出ていないのかを観察する