演色性
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/演色性
https://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/light_bulb/color_rendition/index.html
同じ色のライトA、Bがあったとする
「同じ色」とは、色度図で座標が同じぐらいにあるという意味
A, Bをなんらかの物体に当ててみると
AよりもBの方が物体の色を感じやすいという違いがあった
このとき、BはAよりも演色性が高いという
なぜこのようなことがおきるのか?
前提知識
人間の目が感じ取れるスペクトル分布(可視光)は380-800nmぐらい
https://www.ccs-inc.co.jp/guide/column/light_color/vol14.html
色は、光が当たった物体が反射する光が目に入って知覚する
もともと光に存在しない色は反射できないので、その色になることはない(はず)
可視光の範囲におけるライトのスペクトル分布が違うため
https://media.mercola.com/ImageServer/Public/2016/October/led-lighting-2.jpg
引用元:https://articles.mercola.com/sites/articles/archive/2016/10/23/near-infrared-led-lighting.aspx
太陽光は左上だが、LEDは下段真ん中で、青色が強い
反射も青色が強くなるので、青っぽく感じる
https://gyazo.com/b996354a45113febb1dba5c2dafd39ad
https://youtu.be/5exFDli8dzQ?t=2614
ハロゲンとLEDが上の資料と違う
演色性が低いランプの例
低圧ナトリウムランプ
低圧ナトリウムランプの分光分布は、D 線と呼ばれる波長約 589 nm の輝線スペクトルであり、それ以外の波長成分は殆ど含まれていません
https://www.ccs-inc.co.jp/guide/column/light_color/vol36.html
スペクトルが極端に狭いので、反射する光もこの色しか返さない
このため低圧ナトリウムランプに照らされたものはオレンジ色のモノトーンに見える
カラー&ライト p.38にも同様の議論がある
演色性の違いを実際に確かめる方法
カラーホイールを作る
ライトで照らす
デジカメで撮影する
異なるライトでも同様のことをする
撮影したカラーホイールの画像を比較する
ライトによってどの色がでていて、どの色が出ていないのかを観察する