沙織事件(1991)
パソコンは一般に普及しておらず、エロゲーはマイナーだった
性器修正が甘かった
1986年(昭和61年)、刑法177条強姦罪をモチーフにした『177』(マカダミアソフト/デービーソフト)が公明党の草川昭三により国会で取り上げられ、激しく非難を受けた。元々あまり知名度の高い作品では無かったが、コンピューターゲームに性的表現を含むものがあることが、世に広く知られるに至った。
この事件では成人向けコンピュータゲームを18歳未満の学生が購入していたことも、非難の理由となった。
1991年、京都府の男子中学生が、成人向けゲーム『沙織 -美少女達の館-』を万引きするという事件が起きた。
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(1989)などを受け「有害コミック」への非難が高まる中(有害コミック騒動)、未成年の性的な興味をむやみに引く有害コンテンツだとして、アダルトゲームにも非難の矛先が向けられるようになった。 1991年11月25日に京都府警察少年課が家宅捜索
『沙織』の発売元である「X指定」
「フェアリーテール (FAIRYTALE)」ブランドを有するキララ
親会社のジャスト (JAST)
家電販売店など
対象
フェアリーテール・X指定
『沙織』
『ドラゴンシティX指定』
ジャスト
『天使たちの午後3 番外編』
『天使たちの午後4 〜ゆう子〜』