政教分離を制度的保障とすると、核心以外の変更を立法できるので少数派の信教の自由が害される
p.70「政教分離を制限することで少数の信教の自由が害される」って具体的にはどういうこと?
基素.icon制度的保障において、「政教分離を制限することで少数の信教の自由が害される」って具体的にはどういうこと? OpenAI o1.icon
政教分離とは、国(政治)と特定の宗教が結びつかないようにする考え方を指します。これを制限すると、多数派の宗教が国の制度や仕組みを通じて優遇されがちになります。そうすると、少数派の宗教を信じる人々の自由が実質的に損なわれることがあります。具体的には以下のような例があります。 公的機関の行事が多数派宗教の儀式に合わせて行われるため、少数派宗教の人は参加を強要されたり不参加で差別的扱いを受けたりする
公共施設の利用や資金援助などで、多数派宗教には有利な扱いがされ、少数派宗教は不利な条件を課される
学校教育において特定の宗教を前提とした内容が教えられると、少数派宗教の子どもが疎外感を抱いたり、自分の宗教的行為を抑圧せざるを得なかったりする
公務員や政治家が多数派宗教の価値観をもとに政策を立案・実行するため、少数派宗教の立場や慣習が公的に尊重されにくくなる
このように、政教分離を制限すると、多数派宗教だけを特別視する制度や慣習が生まれやすくなり、少数派宗教の人々の信教の自由(信じる宗教を選択する自由やその信仰を実践する自由)が事実上制限される可能性が高くなります。
読み返し。o1の回答は表題の結論と関係ない基素.icon
政教分離しないと特定宗教と結びつくから少数派の信教の自由が害されがちになるよねと言っているだけ
p.163にある通り、国家と宗教との分離を制度的保障することにより、間接的に信教の自由の保障を確保するのが、津地鎮祭事件(最大判昭和52・7・13)の判例 国家と宗教が一体化すると、国教以外の宗教に端する弾圧が始まりかねない
まあ、この方向で考えると、核心以外の変更を立法できると言うこともできる