得意なこと=苦労よりも見返りが多いこと
$ 得意なこと:={x \in 活動 | xの報酬 > x にかかる苦労}
岩田聡.icon
自分が注ぎ込んだ苦労やエネルギーよりも、
ご褒美の方が大きいと感じたら、
人はそれをやめない。
だけど、帰ってきたご褒美に対して、
見返りが合わないと感じたときに、人は挫折する。
簡単にいうと、仕事をやっていて、
ものすごくつらいときと、
そうでもないときがあるんです。
仕事だから、当然つらいことも混ざります。
というより、つらくないわけがない。
そのときに、つらさに見合ったぶんだけ
喜んでもらえないと、さらにつらくなるんです。
で、苦労以上の評価をしてもらっているときは、
社員も、どんどん元気になって、
どんどん伸びていくように感じる。
逆に、悪い循環になると、
見る見る社員がしおれていって
「これは、面談をしなければ」というふうになる。
つまり、自分たちが
すごく苦労したと思ってないのに、
妙に評価してもらえるときというのは、
ほっといても、どんどんいい結果が出て、
いい循環になって、どんどん力が出て行く状態。
そうじゃないことは
向いてないことだというふうに、
だいたい判断していたような気がしますね。
ポジティブスパイラルが起きて無限大に発散する(実際にはどこかで頭打ちになるが...)ので、どんどん上手くなる
負の報酬が与えられるものは安定して低い値で収束する
何に報酬を感じるのかは人によって違う