床屋談義
私は、心の中でこっそりとですが、金融的な問題へのアプローチの仕方で人間を3種類に分類しています。
・特定の人や書籍などを「信じる」のは「クズな人間」
・データの前で立ち止まるのは「愚図な人間」
例えば、ドルコスト平均法が「有利だ」と言えるものでないことは、機会費用とサンクコストの概念を知っていれば、秒殺と言わないまでも、分殺くらいで分かる話です。
なのに、例えば、リーマンショックを挟む期間のデータを持ってきて「ドルコスト平均法は安心です」と言ってみたり、ひどい場合には「平均買いコストが下がる」という話をいかにも優れた性質であるかのようにくどくど語る人がいたりします。「無駄な話に時間を使っている」と思って苛立ちます。
・論理で考えるのが「普通の人間」