土屋智哉
https://www.youtube.com/watch?v=8bKyQsgMZS4
今のULはPacific Crest Trailが中心
Ultra Lightの起源
1987年と1991年にPCTを歩いたRay Jardineが1991年にノウハウをまとめたPCT Hiker's Handbookを記した
ベースウェイト10ポンド(4.5kg)以下
Ray自身はULという言葉は使っていない
この本ではエマ・ゲイトウッドも紹介している
67歳のエマ・ゲイトウッドは、アメリカ3大トレイルの一つ、全長3500kmのアパラチアン・トレイルを一人で歩きとおした、初めての女性です
https://www.aktk.co.jp/archives/book/329
ULは見方を変えるきっかけ
環境の情報を読む
PCT Hiker's Handbookで人が増えたわけではない。本をきっかけに1998年にGOLITEというブランドが現れる
2001年にBackpakinglite.comというポータルサイトをライアンジョーダンが立ち上げ、、長距離トレイルからウルトラライトの考え方を切り離したことで、人が増えた
2000年代にPCTを歩いていた人はわずかな人だった
Ray Jardineは市場にあるものが溢れすぎているとし、道具を自作することを勧めたが、ライアン・ジョーダンはgossamer gearなどのガレージブランドの道具の紹介を行い、自らもアイテムを出した
軽量化自体は山道具の命題だったが、盛り上がった理由は「ここまでやれる」というギアの衝撃度の高さ
アウトドアカルチャーにいなかったデザイン・アート・エンジニアリングの人がやってきて議論が始まった
2010年以降、長距離トレイルにまたフォーカスが集まる
みんなが行けるわけではないが、できるという人がポツポツ出てきた
インターネット以前は5年は情報が遅かった。今は時間的ギャップがほぼない。
51歳土屋さんの学生時代(?)、海外通販は新宿のKDDIでファックスを使っていた
JMTに実際に行ったら、ULは本国でもニッチだということがわかった
https://www.youtube.com/watch?v=fzMJfoR8mv4
10台ではアウトドアに興味がなかったが、中高のカウンターカルチャーではバックパッカーがインドや南米を旅していたので興味が出た
当時、一昔前の体育会系の登山のしごきや死亡事故があり怖いイメージがあった
自由なスタイルの紹介があり、そちらに惹かれた
https://www.amazon.co.jp/日本の川を旅する-カヌー単独行-新潮文庫-の-5-1/dp/4101410011
山岳部先輩「80L以上のザック買え」
20代は探検部
洞窟を探す
機材が多い
この時点では自分たちがやっていることより難易度が低い登山道を歩いている人を馬鹿にしていた
疲れてボルダリングと波乗りのシンプルさを知る
ULにであって、これらの体験がつながり、歩くだけのシンプルなもので得られるものを実感していった