国際海空港手配
中村勉弁護士
対象者の国外逃亡や、国外逃亡中の対象者の帰国を、警察と入国管理局の双方が連携して、水際で食い止めるために行うものです。
海外にいる被疑者を逮捕したい警察にとって、帰国時の入国審査は絶好の機会です。
だからと言って、警察官が四六時中、すべての空港や港で待機しているわけにもいきません。
そこで、行うのが『国際海空港手配』です
この手配をすれば、対象者が空港や港の入国審査でパスポートを提示したら、自動的に検知できるようになります。
被疑者は、入国管理局によってその場に留め置かれ、駆けつけた警察によって逮捕されます。 ...もし日本に帰国した場合は、空港や港における入国審査で瞬時に判明し、駆けつけた警察官によって逮捕されるでしょう」