力学・場の理論―ランダウ=リフシッツ物理学小教程
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専門に進むまでの基礎課程で使える、簡潔で美しく、現代物理学をも射程に入れた教科書ができないか。それがランダウとリフシッツの新たな「小教程」構想だった。大成功を収めた百科事典ほどの「理論物理学教程“大教程”」から本書へ抽出したのは、力学と電磁気学である。第1部力学は最小作用の原理に始まり、第2部電磁気学も場の理論に始まる。学習者は一気に、経験したことのない目くるめく高みから、現代物理学に通底する概念の眺望を得ることになる。そこからは、量子力学も至近の距離に見えるだろう。
L.D. Landau (原著), E.M. Lifshitz (原著), 水戸 巌 (翻訳), 恒藤 敏彦 (翻訳), 廣重 徹 (翻訳) 第1部 力学
運動方程式
保存法則
運動方程式の積分
粒子の衝突
微小振動
剛体の運動
第2部 電磁気学
場のなかの電荷
場の方程式
不変な電磁場
電磁波の放射