創作的寄与
画像生成AIで画像を作る場合
ある可能性が高い
たくさん出して、選ぶ
すぐに思いつかないような長い呪文を使う
人間が加工する
ない可能性が高い
すぐに思いつく短文で1枚だけ出す
人間がAIを道具として利用したにすぎないのか、AIが完全自律的に生成したと言えるのかどうかですが、日本での議論では、この点は人間に「創作意図」と「創作的寄与」があったかによって判断されるとされています
「創作意図」は通常はあるので、「創作的寄与」、乱暴に言い切ると「人間がAIの利用に際して具体的かつ詳細な指示をしたか」によって著作物性は判断されることになると思われます。
これ、逆に言うと、人間が簡単な指示しかしていなければ、生成された画像がいかに独創的で素晴らしいものだったとしても、著作権は発生しない、ということです。
MidjourneyやStable Diffusionなどの「文章→画像」AIの場合は、文章(呪文)を入力して画像を生成するので、入力文章がポイントとなります。
まず短い呪文を入力したら一発で素晴らしい画像が出てきた、というパターンでは「創作的寄与」がなく、著作権が発生しない可能性が高いです(パターン1)。