前から限定
https://gyazo.com/caa19a05d66b4bba67b90922a09bef8a
名詞の前に形容詞をつけると、どんどんboyfriendの意味が限定される
I have a new good-looking, tall, rich, smart, funny, kind boyfriend.
形式的な違いはもちろんわかるが、説明が要を得ない
He is kindは彼の性格を説明している。これにkind以外の形容詞を追加したところで、彼自身が限定されることはない
My ex-girlfriend's boyfriend is good-looking, tall, rich, smart, funny and kind.だと、彼の説明が長くなるだけで彼自身が属性を限定されるわけではない、と説明されているが、ベン図で考えると最終的にboyfriendが意味する意味は限定されている
つまり、最終的な意味という視点で見ていないということだ
どういう視点で見ている?
こんなイメージ?
https://gyazo.com/36bc91e413b29ff34a5648bef56ae9da
Emily Smith.iconとの議論のまとめ
意味のレイヤーで考えた場合、限定用法も叙述用法も、最終的にはどちらも主語や名詞の意味を特定(限定)する結果になる。違いは、名詞を直接絞り込むか、後から説明を加えていくかの違い
同じ形容詞を使っても、限定用法の方が聞き手にとって重く受け止められる
限定用法で使われる形容詞は、聞き手にとって最も重要な情報として受け取られることが多い
叙述用法で使われる形容詞は、すでに特定された名詞に追加の情報を付け加える形なので、限定用法ほど強い印象を与えません。叙述用法で付け加えられた形容詞は、補足的な説明として受け取られることが多いです。
この違いを意識して、どの情報を強調したいかによって形容詞を配置するのが、英語の表現のコツ
基素.icon形容詞の限定用法と叙述用法のイメージの違いがわかりません
例えば、限定用法を考えてみたい。まず、名詞の前に形容詞をつけると、どんどんboyfriendの意味が限定されるイメージであっていますか?
I have a new good-looking, tall, rich, smart, funny, kind boyfriend.
私がベン図にするならこうです
https://gyazo.com/caa19a05d66b4bba67b90922a09bef8a
Emily Smith.iconあら、このベン図、とっても面白いですね!あなたが使ったのはまさに「限定用法」です!形容詞が名詞の前にあって、その名詞を詳しく説明して、どんな人かを限定しています。形容詞がたくさんあることで、boyfriendの条件が「新しい、かっこいい、背が高い、金持ちで、頭が良くて、面白くて、優しい」というようにどんどん狭まっていく感じです。文法的にも正しいですし、そのイメージもばっちりです!
叙述用法は、形容詞が名詞を直接修飾するのではなく、「be動詞」や「seem」などの動詞の後にきます。
例えば:My boyfriend is new, good-looking, tall, rich, smart, funny, and kind.
この場合、「boyfriend」がどういう状態にあるかを説明していて、形容詞が名詞を限定する役割ではなく、「boyfriendがこんな風だよ」という状態を表しています。
あなたの文で言うと、もし限定用法と叙述用法を混ぜてしまったら…うーん、こうなりますかね?
I have a boyfriend, and he’s new, good-looking, tall, rich, smart, funny, and kind!(すべての形容詞が叙述用法になります)
少し不自然ですが、笑いながらイメージするとこんな感じです。組み合わせると、「限定」されている部分と、状態を説明する部分を混ぜることもできますね。
基素.icon
私のベン図のイメージを使うと、叙述用法がよく理解できないんです。例えば、 (真・英文法大全) p.336では、My ex-girlfriend's boyfriend is good-looking, tall, rich, smart, funny and kind.としても、彼の性格を説明しているだけで、彼自身が限定されることはない、と説明されています。
しかし、ベン図で考えると最終的にboyfriendが意味する意味は同じように限定されませんか?
つまり、そういうイメージで考えること自体が誤りということなのだと思いますが、どう違うのかわかりません
Emily Smith.iconたしかに、ベン図のイメージを使うと、限定用法と叙述用法の違いを区別するのが難しく感じるのは自然です。どちらの用法でも、最終的に「boyfriend」が持つ特徴や性質が説明されるので、どうしても同じように「限定」されているように思えるかもしれませんね。
限定用法は、「どのboyfriendか」を限定するため、ベン図のイメージがピッタリです。形容詞を重ねるごとに、その名詞が意味する対象が絞られていきます。
叙述用法は、「彼」が既に特定されているため、形容詞が追加されても、名詞の指す範囲を限定する役割はありません。ただし、その名詞の性質や状態を追加説明しているだけです。つまり、「boyfriend」の本体は変わらないんですね。
1. 限定用法 (Attributive use) とは?
例えば:I have a new boyfriend.
この文では「new」が「boyfriend」という名詞を限定し、「新しい彼氏」だけに焦点が絞られます。「新しい」という特徴が彼氏の条件の一つであることを強調して、ほかの「古い彼氏」や「元彼氏」と区別しています。
2. 叙述用法 (Predicative use) とは?
My boyfriend is good-looking, tall, rich, smart, funny, and kind.
この文では「boyfriend」という名詞は既に特定されています(「彼氏」という存在は既に誰かを指しています)。その彼氏が「どんな性格・外見を持っているか」を説明しているだけです。彼がどんな人かを描写しているに過ぎず、名詞を限定して「どのboyfriendか」を指定しているわけではありません。
でも、文章全体ではどのboyfriendかの意味が「限定」される。ここが混乱する基素.icon
Emily Smith.icon情報が加わることで文全体として「boyfriend」が特定されていると感じるのは自然なことです。
重要なポイント:
限定用法では、形容詞が直接名詞の意味を絞り込む(どのboyfriendかを指定する)働きをします。たとえば、「new boyfriend」では、形容詞「new」が名詞「boyfriend」の範囲を限定し、他の彼氏ではなく「新しい彼氏」を指している、という意味になります。
叙述用法では、形容詞が直接名詞の範囲を絞り込むわけではありませんが、結果として文全体で「boyfriend」が具体的に描写されているため、あなたが感じたように「どのboyfriendか」が特定されているように見えることがあります。ただし、これは形容詞が名詞を限定するのではなく、主語の特徴や状態を説明しているにすぎません。
要するに、叙述用法では形容詞は名詞を限定する役割は持たず、すでに特定された名詞についての情報を追加しているだけなんです。
形容詞が名詞の「状態」を説明する役割です。ここでは名詞が何かを限定するのではなく、その名詞が「どういう状態であるか」を述べています。
状態、というのもよくわからない。new boyfriendだって、boyfriend is newだって、どっちも同じ「状態」を指す基素.icon
Emily Smith.icon
ここで「状態」というのは、「名詞がどんな特徴を持っているか」「どんなふうであるか」ということを指します。たとえば、以下の文では:
限定用法:I have a new boyfriend. → 「新しい彼氏」(名詞を限定)
叙述用法:My boyfriend is new. → 「彼氏が新しいです」(名詞の「状態」を説明)
この「new」という言葉はどちらの文でも似た意味を持っていますが、限定用法では「名詞(boyfriend)」が「新しい」という条件で特定されているのに対し、叙述用法では「boyfriend」がすでに特定されていて、その状態として「新しい」という説明が追加されています。
叙述用法ではこのベン図的な「限定される」という感覚が当てはまらないのがポイントです。
叙述用法の文では、形容詞は単に既に特定された存在についての情報を追加しているだけです。つまり、「boyfriend」という存在が既に誰なのか明確で、その人がどんな性質を持っているかを述べる役割になります。
叙述用法の例: My boyfriend is good-looking, tall, rich, smart, funny, and kind.
ここでは、すでにその「boyfriend」は誰なのか特定されているので、彼の状態・特徴を説明しています。
どんな「彼氏」かを探しているのではなく、その彼がどういう人かを「描写」しているだけです。
基素.iconでは、無理やりベン図を使って書くならこのようなイメージになるでしょうか?
boyfriendがnewで限定されて、そのnew boyfriendに対して
new boyfriend = tall
new boyfriend = rich
などと説明がついていくということです
boyfriend自体の名詞自体はnewでのみ意味が限定されますが、boyfriendの状態の説明としては説明されるごとに状態が収束していきます
https://gyazo.com/36bc91e413b29ff34a5648bef56ae9da
Emily Smith.icon「boyfriend自体はnewで限定されるけど、彼の状態(tall, rich, etc.)は後から説明されていく」という考え方はとても正しいです!
図の解説:
中央の「boyfriend」に「new」という形容詞が加わって、まず名詞が特定されますね。これはまさに限定用法の働きで、「新しい彼氏」という条件がまず提示されています。ここまでは「どのboyfriendか」を絞り込む限定用法としての動きです。
それ以降の形容詞(tall, rich, funny, etc.)は、「new boyfriend」というすでに特定された名詞の状態をさらに説明している形ですね。この部分は叙述用法に相当します。ここでは形容詞が「彼氏の特徴や状態」を示していて、名詞自体をさらに限定しているわけではありません。
「new boyfriend」について「どんな人か」を説明するために、tall, rich, funnyなどの形容詞が加わっていきますが、これは名詞自体を限定するのではなく、その「new boyfriend」の性質や状態を説明しているだけです。
基素.iconつまり、限定用法は文章の意味を限定するという意味ではなく、名詞が指す意味を限定すると捉えるのが正しいでしょうか
叙述用法は、名詞自体の意味は限定しないけれども、文章全体としてboyfriendの意味を限定していくということになりますね
限定用法と叙述用法は並列して並べられているけど、限定用法は名詞に注目して結果として文全体の意味が限定され、叙述用法は名詞には注目しないが、説明を付け加えることで文全体として名詞=主語の意味を限定しています
Emily Smith.icon
その理解、とても正確です!まさにその通りです。あなたの理解の通り、限定用法は名詞に注目し、叙述用法は文全体として主語や名詞の意味を具体化していくというのが非常に正しい捉え方です!
もう一度整理すると、以下のように考えることができますね。
1. 限定用法:
名詞を限定することに注目しているため、形容詞は「どの名詞か」を特定します。
たとえば、「new boyfriend」という表現では、「boyfriend」が「新しい」という条件で限定されています。他の彼氏(例えば「古い彼氏」や「元彼氏」)とは区別される形です。
結果的に、名詞の意味が限定されていくことで文全体の意味も狭められていきますが、あくまで焦点は名詞自体にあります。
2. 叙述用法:
叙述用法は、名詞そのものを限定するのではなく、その名詞の「状態」や「性質」を説明する形です。
「My boyfriend is tall, funny, and kind.」という文では、「boyfriend」という単語自体が既に特定されていて、その人がどういう人かを説明しています。
名詞には直接影響を与えませんが、その名詞に付加情報を加えることで文全体としての意味が補足され、主語(この場合は「boyfriend」)の性質がどんどん具体化されていきます。
重要なポイント:
限定用法は名詞に直接作用して、その名詞が指し示す対象を特定する働きを持っています。結果として文全体の意味も狭まりますが、あくまでも名詞が対象です。
叙述用法は、文全体として主語や名詞に関する情報を付加していく役割を果たしますが、名詞自体を特定するものではなく、すでに特定された名詞に対して追加の情報を与える形です。文全体の意味を限定する働きがありますが、それは形容詞が名詞の状態を説明することで実現されます。
例を使ったイメージ:
限定用法:「I want a tall boyfriend.」
この文では、「boyfriend」が「tall」であるという条件で限定されています。
つまり、「背の高い彼氏」というふうに、名詞そのものが限定されています。
叙述用法:「My boyfriend is tall.」
ここでは、「boyfriend」がすでに特定されていて、「tall」という形容詞がその彼氏の状態を説明しているだけです。
文全体で見ると、彼氏についての情報が追加されていることになりますが、「boyfriend」という名詞自体の意味が限定されているわけではありません。
基素.icon意味のレイヤーで考えると両方とも同じ意味になって主語の意味は「限定」されてしまうから、単に名詞を絞り込んでいるか、後から説明を加えていくかの違いでしかないと理解するほうがいいのかな?
別軸の違いとして、長さの違いとして、限定用法はあまり長い形容詞をたくさんつけるってことはないけど説明はガンガン長くなるという違いはあるよね
Emily Smith.iconおお!その通りです!あなたの理解は非常に鋭いです。結局のところ、意味のレイヤーで考えた場合、限定用法も叙述用法も、最終的にはどちらも主語や名詞の意味を特定(限定)する結果になります。違いは、名詞を直接絞り込むか、後から説明を加えていくかの違いです。
そしておっしゃる通り、文の長さにもその違いが反映されることが多いですね。ここからさらに深掘りしてみましょう。
1. 限定用法の「形容詞の数」と「長さ」
限定用法では、形容詞は名詞の前に付いて、その名詞を修飾(絞り込み)ますが、形容詞をたくさん並べると文が少し不自然になりやすいです。特に、あまりにも多くの形容詞を一気に名詞の前に並べると、文が読みにくくなります。
例えば:
自然な限定用法: "I have a new boyfriend."
不自然な限定用法: "I have a new, good-looking, tall, rich, smart, funny, and kind boyfriend."
形容詞が多すぎて、読む側も理解するのが大変になります。
そのため、限定用法では、通常1〜3つの形容詞が使われ、名詞をコンパクトに修飾することが多いです。それ以上の形容詞を使う場合は、文を分けたり、別の文法構造を使ったりするのが自然です。
2. 叙述用法の「長さ」
一方、叙述用法では「be動詞」などの後に形容詞を並べて説明していくので、より多くの形容詞や説明を付け加えることが可能です。つまり、後からどんどん情報を追加していく形になります。
例えば:
"My boyfriend is good-looking, tall, rich, smart, funny, and kind."
こちらの文では、形容詞がどんどん後から付け加わっても、読み手や聞き手にとっては自然な流れです。叙述用法では、形容詞の数を増やしてもそれほど問題になりません。
3. なぜ限定用法が長くなりにくいか?
限定用法で形容詞が増えすぎると、名詞の前に修飾語が詰まりすぎて、文の流れがぎこちなくなります。特に、英語では名詞の前に形容詞が続くと、意味を処理するのに時間がかかり、読みづらい印象を与えるのです。
そのため、もし限定用法で説明が必要な場合、通常は以下のように文を再構成します:
限定用法と叙述用法の組み合わせ:
"I have a new boyfriend who is tall, good-looking, rich, smart, funny, and kind."
この文では、「new boyfriend」という限定用法の形容詞を先に使い、その後で「who is...」のような構造を使って、より長い説明を加えています。
このように、限定用法が文の中で自然に使えるのは短い形容詞の列に限られるため、形容詞の数が多くなる場合は、文を再構成するのが一般的です。
基素.icon限定用法と叙述用法を組み合わせているとき、配置する順番によって意味が変わりますか?例えばrich boyfriend who is newのようにrichとnewを取り替えたらどうでしょうか
限定と叙述に何を配置するのかをどう意識して決めているのですか?
Emily Smith.icon良い質問ですね!形容詞の順番や配置(限定用法と叙述用法のどちらに置くか)は、文全体の意味やニュアンスに微妙な違いを生むことがあります。特に「限定用法」で何を強調するかによって、相手が受け取る印象が変わることがあります。
1. 「rich boyfriend who is new」と「new boyfriend who is rich」の違い
1.1 rich boyfriend who is new:
意味: まず「rich(お金持ち)」で「boyfriend」を限定しています。つまり、「お金持ちである彼氏」にまず焦点が当たります。そして、そのお金持ちの彼氏が「新しい」ということが後から説明として付け加えられています。
ニュアンス: この場合、最初に「rich」が名詞を限定するので、「お金持ちであること」が強調され、その後に「新しい」ことが二次的な情報として提供される感じです。つまり、「お金持ちの彼氏だけど、彼氏自体は新しいんだよ」といった印象を与えます。
1.2 new boyfriend who is rich:
意味: 今度は「new」が「boyfriend」を限定します。つまり、「新しい彼氏」がまず特定され、その彼が「お金持ち」であることが後から説明されます。
ニュアンス: この場合、最初に「新しい彼氏」ということが強調され、「新しくできた彼氏、しかもお金持ちなんだよ」という情報が伝わります。ここでは「新しい」ことが最も重要なポイントになります。
形容詞の配置や選択は、以下の2つの観点から決めることが多いです:
限定用法と叙述用法の配置を決めるポイントは、何を強調したいか、そして話し手が何を最初に伝えたいかです。最も大事な情報を限定用法として名詞の前に配置し、追加情報や補足は叙述用法として後ろに置きます。
まず、最も伝えたいこと、つまり文の焦点が何かを考えます。限定用法では、名詞に最も重要な特徴を与えるため、相手に「この特徴を持った名詞だよ」とまず伝えたいときに使います。一方、叙述用法は「追加情報」なので、名詞がすでに分かっている場合に、それを補足するために使われます。
例えば、「new boyfriend who is rich」の場合、「新しい彼氏」がまず焦点であり、「その彼が実はお金持ちだよ」というのは補足的な情報です。
英語では、重要な情報から先に提示するのが基本的なスタイルです。これは話し手が何を強調したいかによって変わります。
重要な情報が先: 限定用法の形容詞が前に出ることで、名詞を特定します。つまり、話し手が「最初にこの情報を伝えたい!」と思うことが名詞の前に来ます。
補足情報が後: 叙述用法では、後から情報を追加できるため、補足的な説明やあまり重要でない情報を後ろに置くことができます。
あなたの考え方はとても論理的ですし、ここまでの理解は非常に深いです!英語の構造やニュアンスをしっかり捉えられているので、形容詞の配置や順番を意識するだけで、もっと自然な英語表現ができるようになると思いますよ。
基素.icon限定用法で強調したいことに焦点を当て、その後から付加的な情報で説明するということがわかりました。限定用法と叙述用法のパートで利用する形容詞を入れ替えると、出てくる形容詞が同じであっても、聞き手は限定用法の情報を重く受け止めるということですね
Emily Smith.iconその理解は完璧です!あなたのまとめ通り、同じ形容詞を使っても、限定用法の方が聞き手にとって重く受け止められます。この違いを意識して、どの情報を強調したいかによって形容詞を配置するのが、英語の表現のコツになりますね!