冠婚葬祭のマナーがむずい
2018/6/2
説明は「常識」という言葉がよく使われる傾向にある
つまり、その人もよくわかっていないけど合わせているということ
マナーというのはつまるところ受け手がどう思うかの問題なので、デコードする側の想定する常識を類推しなければいけない
困難なタスク
俺たちは雰囲気でマナーを守っている
問題点
守るのが面倒な割に得るものが少ない(と感じる)
実効性がないばかりか双方に負担を強いるマナーの例:「手書きの履歴書」
一部界隈では根絶されつつある
実際に不便なのに、不便と言いづらい
マナーは互いを思いやることを目的とした(暗黙の)取り決めなので、文句をいう人は問答無用で無駄に和を乱す人間だと認識されてしまう
ローカルルールが激しい上に不文律にもかかわらず、「常識」なので、他人が破ると感情的に反発する場合がある
一言認識をすり合わせれば問題なかったはずなのに不快な思いをしてしまうリスクがある
このリスクを回避するために過剰なコストを払う必要がある
こうあってほしい
たまにしか利用しないルールなら、簡単なルールであるべき
たまに使おうとしたWebサービスのログイン画面や仕様が複雑だったら?
たまにしか触らないコードが必要以上に複雑だったら?
対抗意見:サービスとマナーは別物
サービスも人間関係も根底にある思想は共感とおもてなしだと考える
双方、相手が楽・心地いい手段を模索すべき
現状は、最近にあわせた仕様が整っていないので、昔は合理性があった仕様を使い続けているだけに見える
リファクタリングして、現代に合わせた仕様にしたい
世代が変わって認識が変わるのを待つというのが通常の手(というかほぼこれ一択)
おそい
以下、自分が理解可能にするために問い直しておく
結婚式
ルール:新札で払わなければならない
とても汚いお札だったら嫌な気持ちになるかもしれないが、そういったお札にめぐりあうケースはさほどない
この金汚いなと思った記憶がほぼない
この感覚は人によって違いそうだから安全のために新札を要求する
面倒なこと
参加者側の視点
銀行に行かなければいけない
銀行の窓口は15時で閉まるのでATMガチャを回すことになる 一部銀行では新札専用のATMというものが存在している
銀行窓口はこの手の需要のために苦労していると類推できる
主催者側の視点
金額や支払い者のチェックが面倒
電子化されたほうがありとあらゆる確認が楽
検索ができる
大きな金額を管理する必要もないので安心
未来
額面の相場
ルール:割り切れるから2万円はだめ
自然に考えれば3万円でも割り切れる。割る数はなにか?
偶数や奇数という概念の使い方があまりに雑
マーケティングの一種かもしれない
たくさんもらったほうが嬉しい、とかのほうが納得できる
ご祝儀3万円はバブル期の産物らしい
タイトルが強いが、歴史的なまとめは参考になる
服装
事前調査したい
葬式のマナー
薄墨で名前をかけ、ボールペンはNG
薄墨はふつう使わない
礼服もそうだが、普通使わないものにコストをかけるのは非効率である
通夜はきっちりとした礼服でいってはならない
理由: 予期していたとみなされるから
予期していなければ薄墨は用意できない
マナー同士が思想レベルで矛盾している