共産主義の系譜
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https://www.amazon.co.jp/新版-増補-共産主義の系譜-角川ソフィア文庫-猪木/dp/4044004110/
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画期的な批判的研究の書として、多くの識者の支持を得た名著!!
「本書は非マルキストによる現実態としてのマルクス思想史=共産主義史の金字塔的著作である」(竹内洋。解説より引用)
全体主義に抗す自由主義の論客として知られ、渡辺一(政治思想史)、高坂正堯(国際政治学)、矢野暢(東南アジア史)、木村汎(ソ連研究)、
西原正(安全保障研究)、五百旗頭真(日本政治外交史)、戸部良一(日本政治外交史)ら錚々たる学者を門下から輩出した政治学者、猪木正道。
防衛大学校校長も長く務めた氏が、共産主義の思想と運動の歴史を一貫した視点で平易に読み解く。
マルクスの思想とマルクス主義はまったく違う!
マルクス、フォイエルバッハ、ラッサール、レーニン、スターリン、チトー、フルシチョフ、毛沢東に加えて、その後の文化大革命と非毛沢東化、
非スターリン化、ソ連共産党独裁政権の官僚化と軍事力を背景とした力の外交、そしてユーロ・コミュニズム、グラムシにまで論及。
共産主義の思想と運動の歴史を平易に一望する大傑作!
もくじ
増補版へのまえがき
一九六九年版へのまえがき
はしがき
第一章 マルクス主義思想
第二章 フォイエルバッハと死の思想
第三章 ラッサールの生涯と思想
第四章 レーニンとレーニン主義
第五章 トロツキーとトロツキズム
第六章 スターリンとスターリン主義
第七章 チトーとチトー主義
第八章 フルシチョフとスターリン
第九章 マルクスの革命理論とアジアの社会主義思想
世界革命論
第十章 非毛沢東化と非スターリン化
第十一章 現代の共産主義
解説 竹内洋