六法
6つの法律
憲法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法
①に挙げた法律は「基本六法」とも呼ばれ、我が国における主要な法律とされてきました。これは、明治の初めに箕作麟祥みつくりりんしょう博士が「仏蘭西法律書」に憲法とナポレオン制定の民法・(民事)訴訟法・商法・治罪法(今の刑事訴訟法)・刑法の5法典を収録し、これらを「六法」と総称したのに始まるというのが一般的な理解のようです(有斐閣六法編集室編「有斐閣六法の使い方・読み方」(2014年)1ページ参照)。法律の主要な一分野である行政法は当時まだ生成途上であったため含まれなかったとも言われており、今日では、これら6つだけを主要な法律と捉えるのはいささか狭すぎるかもしれませんね。
https://houseikyoku.sangiin.go.jp/column/column098.htm
六法 by 物書堂