光老化
光老化で特徴的なことは真皮にあって皮膚の張りを保つ弾性線維が破壊され、お団子状態になる光線性弾性線維症という変化が起こることです。 光老化は、日光を長年浴び続けることによってひき起こされる肌のしみ、しわ、たるみなどの皮膚の変化のことです。
光老化は加齢による老化とは質的に異なり、紫外線を浴びた時間と強さに比例するとされます。 光老化は皮膚がんの発生にも関わっています。
色白の肌の素因のある日本人は、高齢になると露光部に皮膚がんやその前段階の病変が生じやすくなります。
私たちは生涯で浴びる紫外線のおよそ半分は18歳までに浴びるとされますので、子どものころから光老化対策に取り組むことが推奨されます。