ポリ袋は紙袋より環境負荷が低く、海洋汚染の影響度は低い
を批判的に読み解く
ポリエチレンの燃焼時に発生するのは二酸化炭素と水、そして熱。ダイオキシンなどの有害物質は発生しない。ごみ処理場で焼却されれば、燃料的役割を果たし、重油などの本来燃料の削減となる。
割合はどんなもんだろう?
石油精製時に(ポリ)エチレンは必然的にできるので、ポリエチレンを使用する方が資源の無駄がなく、エコ。ポリエチレンは石油をガソリン、重油等に精製した残り・余りもの。 ナフサは石油精製時に必然的に生成され、その誘導品であるポリエチレンは必然的に生成される、昔は廃棄していた資源を有効利用しています。
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余ったポリエチレンの他により良い使い道は「ない」のか?
ポリ袋は薄いので、資源使用量が少量で済む。
総消費量と鞄の天秤
日本のレジ袋使用量は年間一人当たり石油3リットル分です。
ガソリン換算では、多めに見て普通車30km程度走行分です。
ポリ袋は見かけほどごみ問題にはならない。目に見えるごみの1%未満、自治体のごみのわずか0.4%
レジ袋有料化による海洋プラごみ削減の効果は限定的です。海洋ポリ袋ごみがすべてレジ袋と仮定しても、最大でも容積ベースで海洋プラごみ全体の0.3%の削減止まりで、実質的な削減効果は非常に小さいです。
繰り返し使用のエコバッグより、都度使用ポリ袋は衛生的。
それはそうだが。衛生的に問題になるケースがあるのか?
ポリ袋はリユース率が高い。例)レジ袋として使用した後ごみ袋として利用
これはそう
自治体によってはゴミ袋は有料化されていて指定のゴミ袋でしか出せなくなっている
自治体によってはサーマルリサイクルし、ごみ焼却燃料になり、重油燃料の使用量がその分減少し、無駄とならない。総二酸化炭素排出量は、サーマルリサイクルしても、そうしない場合と大差ない。
数字が見たい
紙袋との比較が続く(紙より良いと言う主張)
エネルギー、輸送コスト7倍、製造に必要な水
日本のレジ袋年間一人当たり使用量である石油3リットル分の輸送に必要なガソリン量を仮に石油換算0.5リットルとすれば、紙袋に代替した場合、その輸送に必要なガソリンの石油換算が3.5リットルになり、レジ袋の使用量を超えます。
基素.icon
プロセス全体を知らないので比較を鵜呑みにできないが、合理的な印象を受ける
「紙袋にかえろ」と言うのはおかしい可能性がかなりありそう
容積ベースではポリ袋は海洋プラごみのわずか0.3%なのに、現在象徴的に非難されています。原因のウエイトと対策のウエイトが乖離しています。
重量、容積、個数のうち最も小さな値を使っているがその他も大差ない。海洋についてはプラボトルと両網・ブイなどの影響が大きく、6-7割を占める
ウミガメへのダメージとしてレジ服を出す画像のほとんどが捏造だという主張
海洋プラごみのうちポリ袋ごみは、個数ベースでも0.6%です。合成画像は、確率論的に考えても不自然です。
そもそも、海水より1割程度軽いレジ袋は、相当汚れ等が付着しないと海中に沈みません。