プラットフォームの不正利用
@iwaoshumpei: メルカリが77億円の赤字。実はこの業態は「プラットフォーム不正利用の増加によってそう簡単にはコストが下がらない」ことを今から1年半前に我々は実証と数理モデリングによって予測していました。以下はハーバードビジネスレビューの取材記事。もちろん解決策もあります。 不正利用帽子にはコストがかかる
どういう研究?
シェアリングエコノミー協会に入っている全社に質問票調査を行い、さらにその会社の財務諸表を手に入れて両方で分析してみました。
入山:シェアリングエコノミーだと、いわゆる「ネットワーク外部性」(ユーザーにとって、他の多くの人が同じ製品・サービスを使うほど、自身もそれを使う効果が高まる)のような視点が多いのですが、この論文はそこではなくて学習曲線効果という視点から見たわけですね。
岩尾:はい。論文の中では横軸に売上の累計を、縦軸に単位当たりコストを取った学習曲線で計算してみたということです。
ただし、ここが難しいところで、私はオペレーションズ・マネジメントの文脈にうまく乗せるために学習曲線効果と言っていますが、本当は「規模の不経済」や「負のネットワーク外部性」と言っても差し支えなく、むしろそのように提示したほうが、分かりやすいかもしれません 解決策
@iwaoshumpei: @rinzaburou824 月並みなところだとオペレーションの知識共有とルーティン化、初期に良い顧客を得た段階で成功体験を顧客と共有すること、また変形学習曲線自体は受け入れた上でモデルに従って適切なタイミングで資金調達する、などがあります。今月公開のはずが、特集号がなくなりましたので現在別雑誌投稿中です。