ヒトはなぜエセ科学に騙されるのか
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宇宙人による誘拐、交霊術、テレパシー、超能力…世にはびこる数々の似非科学を一つ一つ論破し、なぜ、「科学では割り切れない現象」などありえないかを明快に説く。科学する心、つまり「懐疑する精神と不思議さに驚嘆する感性」があれば、科学のふりをしたトンデモ話に惑わされないはずだ。“科学者の良心”セーガン博士の遺書的エッセイ。
目次
第1章 いちばん貴重なもの
第2章 科学と希望
第3章 月の男と火星の顔
第4章 宇宙人
第5章 欺瞞と秘密主義
第6章 幻覚
第7章 悪霊に憑かれた世界
第8章 真の光景と偽の光景の区別について
第9章 セラピー
第10章 ガレージの竜
第11章 悩みの都市
第12章 “トンデモ話”を見破る技術
人類の最も恥ずべき行為である「魔女狩り」は、似非科学が生み出した。テクノロジーが発達した現代も怪しげな非科学がはびこり、当時と状況はさほど変らない。科学が驚きと面白さに満ちていることを子供たちに伝え、真の科学する心を養わなければ、人類の未来はない。科学者の責任はとてつもなく重い。卓越した惑星科学者で科学啓蒙家、「核の冬」の警告者からの渾身のメッセージ。 目次
第13章 事実にこだわること
第14章 反科学
第15章 ニュートンの眠り
第16章 科学者が罪を知るとき
第17章 懐疑する精神と、驚嘆する感性との結婚
第18章 風はほこりをたてる
第19章 くだらない質問というものはない
第20章 火に包まれた家
第21章 自由への道
第22章 意味の虜
第23章 マックスウェルと科学オタク
第24章 科学と魔女魔術
第25章 真の愛国者は問いを発する