パーキンソンの法則
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
パーキンソンの法則は、英国の官僚制を幅広く観察した結果に基づくもので、たとえば、イギリス帝国が縮小していたにもかかわらず殖民地省の職員数は増加していたとパーキンソンは指摘している。
パーキンソンによれば、このような結果は、
役人はライバルではなく部下が増えることを望む
役人は相互に仕事を作りあう
という2つの要因によってもたらされる。
また、パーキンソンは、官僚制内部の総職員数は、なすべき仕事の量の増減に関係なく、毎年5-7%増加したとも指摘している。
パーキンソンの法則は、より一般的に、「ある資源に対する需要は、その資源が入手可能な量まで膨張する」という形で述べることもできる。わかりやすい例を挙げれば、「どんなに大きな冷蔵庫を買っても、必ず満杯になる」。
収納は限界まで利用しようとする
宿題は締め切りギリギリまでやらない