パブロ・エスコバル
最盛期のメデジン・カルテルは、世界のコカイン市場の8割を支配し年間最大250億ドルの収入を得ていたと見積もられ、エスコバル自身もフォーブス誌で世界で7番目の大富豪として取り上げられた。
貧困層の住宅建設、サッカースタジアム建設などの慈善事業に熱心で、無知で無学な貧困層を中心とした一部のメデジン市民の支持を得て彼らの英雄となった。だが彼の目的は、自分を頼らせることで住民から情報を得て、安全を確保することだった