ネットde真実
情報を検証することなく鵜呑みにし、正しいと思い込みをすること そしてその正しさに合わない情報を排除する態度
マスメディアに対する猜疑心や敵愾心を剥き出しにするあまり、「マスコミの情報は全て信用できない、ネットの情報こそ正義」といったような極端な考えを持つ者たちが現れはじめる。このようにインターネットの情報を盲信し、あたかも真実を悟ったかのように振る舞うことを、ネットビジネスにありがちな定型句「ネットde○○」に当てはめて「ネットde真実」と呼称するようになった。
インターネット上の発信者は批判を受けたとしても責任をとらず、なんら反省することなく誤った情報を垂れ流し続けることが多い。
「多い」は量的に示されたのだろうか?
そしてそういった「正しい」(と称する)情報をWebサイト、ブログ、SNSなどで流布するにあたり、これに合致しないマスメディアからの情報に対しいわゆるマスゴミなどのレッテルを貼ったり、その情報を伝えた人物に誹謗中傷を行うのである。 この状況に陥った人物、あるいはその人物が信仰する「正しい情報」をネットスラングでは「ネットde真実」と呼ぶ。
通常はネット上の情報を鵜呑みにし、「ネットの書き込みを見て隠された真実を知った、マスゴミ の情報操作から目覚めた」 などと大声で吹聴する人たち (一般的には保守的な人、右よりな意見、反 特定アジア 的な考えを持つ人が多い) をそれ以外の人が揶揄し、嘲笑するような意味で使う罵倒語のひとつとなります。
それまでマスコミの情報を頭から信じこみ鵜呑みにしていたのが、その後は2ちゃんねるなどのネットの情報を同じように鵜呑みにしているだけ…。
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