セロー250
生産終了でメーカー在庫のみ
https://youtu.be/zdXHcmByH0I?si=QjVL6l8TYPYIEEE-
https://youtu.be/FYvbEfy9OmA
https://youtu.be/xQMv1pYY2m4
120-130kmで状態を起こすと前輪が揺れる
100km程度なら問題ない
ダンパで振動を殺す
https://youtu.be/r2s19HYeXnY
2019年のファイナルエディションは2018年とパイプの色やロゴが違う
設計は同じ機種
設計的に古い点
ABSがついていない
ライトが小さい
ライトを大きくすると頭が重くなってしまう
ABSを積載すると車体重量が重くなる
今は2kg程度らしいが
セローのコンセプトを提案したのは近藤充
もともとのセローのテーマは、山登りを楽しむ、使いやすいバイクというもの。スタートはシンプルな、単機能のバイクでした
排ガス規制をパスするだけなら、技術的にはさほど難しいことではありません。ただ、出来上がったものがセローと呼べるかと言うと話は別なんです。実際、社内でも『これでセローと呼べるのか?』という意見が出て、何度も細かい改良をし直しました 橋本:「意識して変えないようにしたという表現が正しいですね。排出ガスをもっとクリーンにするために、より理論混合比、ストイキ(14.7:1、ガソリン1に対し空気量14.7)で燃やさないといけないのですが、それだと以前のものより薄くなってしまいまして、どうしてもパワー感に欠けてしまうんです。『こんなのセローじゃない』と言われたくないので、まず大事にしたのは、これまで愛されてきたセローらしさなんですね。それがすごく難しいんです。やっぱり低速のトルク感が大事。“トルク”ではなく“トルク感”です。私は設計出身ですから数値目標に置き換えて達成手段を考えるんです。何回転でどのくらいのトルクで、以前より何%足りないのかと。それが数値のトルクではなくトルク感となるからたいへんです。重いと言われて単純に車重を軽くしても、『その軽さじゃない』と言われるわけですよ。どこの部分がどれだけ重くてそこを軽くしたらいいのか。重心位置に対してどれだけ上側なのか下側なのかによっても変わる。ツキが、ギクシャク感、ヘジテーションがどうだとかの感覚的なものに対応して仕上げるんです。そこでエンジンは圧縮比を上げて若干パワーが上がっていますが、それは目標ではなく、セローらしい乗り味を追求した結果なんです。」
橋本:「実はABSやユーロ5より先に灯火器規制がくるんですよ。今の小さなヘッドライトでは通称丸Eと呼ばれるUNECEのEマーク(欧州連合指令適合品表示)がつかなくなる。この規格を現状ではクリアできない。通すように新しくするにも、セロー250のヘッドライトは丸いガラスレンズでして、もうガラスレンズを作ってくれるサプライヤーさんがほぼなくなりました。さらに別のものにするにしても、今の販売台数の10倍ほどになる個数でないと作ってもらえない。もしその数で作ったとしても、コストをお客様に負担していただくことになる。それはできません。セロー250の重要な要素としてプライシングもあります。道具として、転んだりしながら使い倒していい車両価格でないといけません。70万円、80万円だとスペック的にも納得していただけない。セローはリーズナブルというのがずっとありますから、コストをかけての対応は限界があります。その後に、ABSがきて、ユーロ5が来るという3連チャンを個別に対応するには厳しいんです。そこで現状のままきっぱり終了することを決めてファイナルエディションとなりました。」
https://youtu.be/p-mEJFBX4Hg
https://youtu.be/Eq6Gs6bmtuo