シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇
プロジェクトスタジオQでは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』において、一部のCGをBlenderで作成、レンダリングまで行っています。また同社では2021年、3DCGソフトは(基本的に)Blenderのみで業務を進行しており、複数の案件でBlenderを中心にした映像制作が行われているそう。 複数の企業に協力をあおぐ場合、同じソフトを使っていることが前提条件となります。特定のソフトを導入してしまうと、協力してもらえないんですね。山田氏は「あの腕の良いクリエイターにお願いしたいが、その人はこのツールを使えないので断念する、そんなもどかしさが従来はありました」と説明します。
Q社が作ったソフトがBlender 3.0に入る
山田氏も「CG屋さんじゃない人が、ちょっとCGを触ってみようかというときに導入しやすいようです。
作画のアニメーターが、仕事の中で実際にBlenderを使う事例も出始めてきています」
これは知人にもいる基素.icon
山田氏は「今後、BlenderでCGを触り始めたという人が爆発的に増えることを、業界としては意識しておいたほうが良い。独学の優秀な人材が増えてきます。どこに良いクリエイターがいるのか、人の採用もこれから変わってくると思います」。
スタジオQの内製ツールがまた公開されました。今回のCompositing LoaderとView Layer Loaderは標準では完全にコピーすることが出来ないコンポジットとビューレイヤーの設定周りを他のアセットにコピーできる便利ツールです。このツールを使ったワークフローの解説記事も近々公開予定です。 https://t.co/EIHSQk5E8U