コードにもつイメージ
https://youtu.be/sQVWy0_pB6o
曲の情景に合わせてコードを使う
ド ソ
ド ミ ソ シ
ド ファ ソ
Cに戻りがち
Cadd9: おしゃれ、優しさ、曖昧(CとCmの中間) ド レ ミ ソ
「5年前に付き合っていた恋人との再会」
Csus2: Cadd9と同種に響きをぼかす(曖昧にする) ド レ ソ
sus4とは逆
ド ミ ソ シ♭
ド ミ♭ ソ シ♭
Cmと比べて複雑な響き
和音の調性およびピッチと色の明度および彩度、ピッチと色相との間にそれぞれ一定のマッチングが見られた。 https://gyazo.com/7c14a257b058191c66233a4b3daa3d88
・長和音に対しては、茶やオレンジなどの暖色で、鮮やかな色(彩度8以上)が多く選ばれる。
・短和音に対しては、青や紫などの寒色で、くすんだ色(彩度8未満)が多く選ばれる。
長調の明るく楽しいイメージが、オレンジなど暖色のもつ暖かいイメージに対応し、さらに、短調の物悲しいイメージが、青などの寒色のもつ冷たいイメージに対応している。よって、本実験で得られた音と色の対応関係は、色聴として、音刺激から直接、色感覚が生じているのではなく、イメージを介した対応関係と考えられる。
・長和音、短和音とも、音が高くなるにつれて、明るい色が選ばれる傾向がある。
これは、「音の高さ」=「色の明るさ」の類推が成り立っていると考えられる。
・音高がc2以上になると、1)の関係が崩れ、調性によらず黄および白が多く選ばれる。
表1をみると根音がa1までは、長和音、短和音とも黄、白ともほとんど選ばれていないが、c2以上になるとほぼ半数の被験者が黄または白を選択している。2)の関係から根音c2以上の和音には平均して明度 8 程度の色が対応することになるが、色相としては黄が特異的に選択されている。この原因は、黄色相のもつ性質にあると考える。
明るく、はっきりした色は、黄しかないために、ある程度高い音になると、黄色に結びつくようになる。
一番明るい色(明度 10)は、白であり、明るい色にするには、白みを増す必要がある。しかし、白みが増すと、どうしても彩度が低下して白っぽい薄い色にならざるをえない。
例えば、青の場合、音が高くなるにつれて、明るい青を選ぼうとすると、水色になってしまう。色としては弱い。ぼやけてはっきりしない。赤の場合も、明るくすると、赤ではなく、ピンクになる。
例外が1つだけある。それが黄である。黄は明るいほど鮮やかになる(逆に暗くなると、くすんで茶色に なる)。
黄以外の色相では明度 8 付近では、彩度の低い色しか存在しないが、黄は例外的に明度 8 付近に高彩度の色が存在する。これが、高い音のもつ強くはっきりしたイメージに合致する唯一の色であるため、高音に対しては、黄色相が特異的に選択されていると考えられる。