カブアンド
前澤友作が自己資金30億円で30億株を保有する会社 「カブがもらえる」という目的のため、マス宣伝された時点で新株発行目論見書がある
6億株を新規発行してユーザーに割り当てる
https://gyazo.com/7e55bbbcdbb3a06519ae2a48f1c7b04d
つまり6/36をユーザーが所持し、83%を前澤が持つ
https://www.youtube.com/watch?v=2ziu_hAgChY
https://gyazo.com/0051bdb572d9cfa375d27aaa039df169
マタイ効果を実感した。金を持つと情報や機会に恵まれる この格差に社会的問題を感じている
金を持ったので社会へのインパクトの方が欲望として大きくなってきた
サービスを利用するとその会社(未公開株)の株「カブアンド種類株式」(をもらえる権利)を渡す 電気・ガス・インターネット回線・MVNO・ウォーターサーバー・ふるさと納税
ポイントじゃなくて株の方がいい
ポイントの課題
企業の囲い込み
1ポイントは1円固定
株を配る前例はない。金融商品取引法の懸念解消が大変なので準備に3年かかった もらった株は上場までは売れない
株を発行し続けるので希薄化するが、それより早く成長すればいいよね!
https://www.youtube.com/watch?v=UsG7Iw-lvN4
生活インフラ系は一度使ったら数年は使うので、CPAが数万円かかる。株配る方が安い
これらのサービスはコモディティなので差別化の必要がない
今後は違う展開もありうるがスタートはそこから着手
成功したらユーザーが周りに勧める
「消費者は使っている会社の株を買った方がいい」は単純にそうとは言えない基素.icon
前澤「こういう会社がどんどん増えてほしい」
https://gyazo.com/dfb530e0f659eaf41a1eb36a73bb975e
https://gyazo.com/2f1d693a830a101e4e004e5b883cdace
株と引き換えられる株引換券が発行される(証券性はなく、ポイントと同じ枠組み)
ポイントは自己募集時間中に株(カブアンド種類株式)に引き換えることができる
払込に株引換券を使うことができる
株引換券が前払い残高になる
つまり
サービスの利用の対価に株引換券をもらう
株引換券を前払い式支払い手段と交換する
前払い式支払い手段をカブ&ピースに払い込むことで株を受け取る
法律を迂回するための枠組み
株主になるには通常会社にお金を振り込む必要がある。お金でなくてもお金と同等の「財」である必要がある。事業に投下できなければ意味をなさないからだ。 株引換券は株式と交換できる権利であって、カブ&ピース社にとっては資産になり得ない。
他方で、株引換券と交換される前払式支払手段は資金決済法によって定義された「対価の弁済のために用いることができる支払手段」であり、文字通り、お金を先に払っていることから=金銭によって裏打ちされた「財」とみなすことができる。 このスキームにはPAYPAY株式会社が噛んでいるのではという予測
https://www.youtube.com/watch?v=obrnoofWhIw
理想的な条件でのシミュレーション
当初は1株5円なので、模範的なユーザーは3400株ぐらい貰える計算になる
年間ARPU 29.4万円
ユーザーに配る株は6億だから17万人で頭打ちになるが、ユーザーが増えたら増資する 株価を勘で算定
上場時に50円とすると時価総額は3732億円
6年後に上場するとする
還元率が変わらないとすると5年で150万円の利用料で7800株
上場で1株50円とすると7800x50=39万円
年利4.7%ぐらい
39/150=0.26
(1.26)^(1/5)=1.047
前澤は上場時に発行済株式の40%持つ計算になるので3732億円*0.4~1500億円。30億円が5年で1500億円。年利217%。
この条件だと5年後の模範ユーザー数は214万人(c.f. 楽天モバイルは800万人)
検算
5年後の年間売上は6300億円(214万人x30万円)
電力会社は営業利益率5%、純利3%ぐらいなので純利は189億円(6300*0.03)
PERは20倍ぐらいになり、常識的な範囲
3732億円/189億円~20
上場したらどうするの?
前澤さんは新規事業をすると言っている
配当性向をかなり上げるかもしれない
https://www.youtube.com/watch?v=SiXWssMuSOE
業種は生活インフラに絞っている
商品の実態はパートナー企業のものを使う
ガスは大阪ガス、モバイルはMXモバイリング
ネット完結
株配り要素で差別化している
最大の課題は希薄化
前澤が特定株を83%持っているので売り圧力が大きい
売ったら浮動株が増えるのでさらに希薄化する
発行済株式が36億株と大きい
cf ゆうちょ銀行(5兆円), 三井住友FG(14兆円)
ロックアップをする可能性がある(カブアンドとの契約でロックアップに応じる義務がある) そのうち証券会社を作るだろう
カブアンドは「株を配る」というワンアイデアの会社なので、上手くいくかどうか、すべては財務戦略にかかっている。現状ではそのために重要な数字が公表されていないので、財務戦略の妥当性を評価することができない。
基素.icon
10年スパンで社会を変えるような面白さはあるかも
カブアンドだけで何かが変わることはないだろう