イメージサークル
レンズを通った光が結像する円形の範囲のこと。任意の結像するような光学系において議論できるが、もっぱら写真関係で使われることが多い。 写真レンズは通常は一般にイメージサークルの範囲内における性能のバランスを取りながら設計されており、イメージサークルの外側は収差や周辺光量低下が甚だしく実用的な像は得られない。
写真機では、「イメージサークルの中心部の鮮明な画像部分」(あるいは特にその部分を指して「イメージサークル」と呼ぶ)を写真フィルム面へ結像させ、適切な時間で露光を行うことで写真を撮影している(丸い円の中に写る映像の一部分を、四角いフィルム・撮像素子で切り取っているイメージ)。
https://gyazo.com/ed50b8c928e238b22d427c4867950f35 https://www.sunex.com/lens-image-circle/
すなわちイメージサークルの大きさは(矩形の)フィルムや撮像素子の対角線長よりも大きい必要がある。