イスラエル国家安全保障相「パレスチナ人をレイプした俺たちの兵士はヒーロー」
イスラエル軍は、ガザ攻撃で拘束したパレスチナ人達に組織的な性暴力を行っていることが、国連含む複数の組織や人権団体から批難されており、今回、9人のイスラエル兵が性的暴行に関わった容疑で、軍事法廷にかけられた。これに対し、暴徒達はこの9人の解放を求め、スデ・テイマン基地に押しかけたということだ。
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イスラエルのネゲブ砂漠にあるSde Teiman収容所で、パレスチナ人収容者に対する集団レイプの映像が公開されました。被害者は暴行が激しく、歩行困難になったと報じられています。
この事件に関連して10人の兵士が逮捕されましたが、その後5人が釈放されています。
イスラエル社会の反応は分かれています:
一部の極右派政治家(スモトリッチ財務相やベングビル国家安全保障相など)は、国家の安全のためならレイプも容認できるという立場を取っています
ベザレル・スモトリッチ財務相:
レイプ自体ではなく、映像がリークされたことを問題視
「イスラエルの世界的評判に多大な損害を与えた映像をリークした人物の即時刑事捜査」を要求
イタマル・ベングビル国家安全保障相(刑務所サービスの責任者):
レイプの容疑者である「我々の最高のヒーロー」を逮捕するのは「恥ずべきこと」と発言
「パレスチナ人受刑者の権利を法律で要求される最低限まで削減する」ことが自身の主要目標の一つだと述べる
ネタニヤフ首相の与党リクードのハノック・ミルヴィドスキー議員:
アラブ系議員から「人の直腸に棒を挿入することは正当なのか」と質問された際
「もし彼がハマスの戦闘員なら、何をしても正当だ!何でも!」と回答
映像の流出を問題視する声もあります
逮捕された兵士を支持するデモも発生しています
人権団体B'Tselemの報告によると、この事件は氷山の一角であり、イスラエルの収容所では組織的な虐待、性的暴行、食事や医療の制限が行われているとされています。
国際的な反応:
アメリカは「恐ろしい」として迅速な調査を求めています
EUも深刻な懸念を表明しています
イスラエル国内では、「国家の防衛のために行われることは何でも正当化できる」という考えが一部にあり、被害者であるパレスチナ人への配慮よりも、イスラエルの立場や正当性に議論が集中している状況です。
https://www.youtube.com/watch?v=HWqBShwXSY0