アメリカ大統領選2024
選挙結果予測モデル上では予想通りの接戦だった
大統領の支持率(Approval Rating)
経済指標(失業率、GDP成長率、インフレ率など)
を使って、勝敗や得票差を大まかに予測するモデル
はモデル通りでうまくいった。
しかし、「なぜバイデンの支持率がそこまで低かったのか」という内訳の説明は、モデルが不十分だった。
トランプ勝利の要因:
バイデンの支持率が極めて低かった。
経済成長はしていたが、インフレによる不満が大きかった。
バイデン政権期(特に2022〜2023年)、アメリカ経済は一見好調
失業率は歴史的に低水準(3〜4%)。
GDPも安定して成長。
株価も一時回復。
しかし、世論調査では「経済は悪い」と答える人が非常に多く、消費者信頼感(Consumer Sentiment)も低迷。
「客観的な経済」と「国民の主観的な体感」の間に大きな乖離があったことを意味する
例:「牛乳が$2.95から$4.95になった」ことが印象に残る
インフレ率(前年比)は2022年に最大9%近くに達しましたが、2023年には落ち着いてきました。しかし人々は「価格が高くなった事実そのもの」を記憶し続け、下がらない物価に不満を抱き続けた。
例:「牛乳が3ドル弱だったのに今は5ドル近い」
仮にインフレ率が下がっても、価格が元に戻らないため生活の苦しさは継続。
これにより、インフレ率の改善と経済感情の改善が連動しなかった。
このように、人間は「変化率(インフレ率)」ではなく「絶対価格(記憶とのギャップ)」に反応しやすい。
「人々が経済をどう感じていたか」(例:消費者信頼感、経済の好悪判断)の従来経済モデルは、1980年代以降の「低インフレ時代」のデータをもとに作られている。ところが2021〜2023年のインフレは過去30年以上で最も高水準であり、「データの外側」に出てしまった。
モデルは「インフレが2%から6%になったら満足度がどれくらい下がるか」は予測できても、「インフレが9%、しかも2〜3年続いたら?」というケースには対応できない(外挿の限界)。
さらに、選挙予測や支持率モデルもこれに連動して誤差が生じやすくなった。
サンフランシスコ連銀などの研究でも、ニュースの経済報道のトーンと世論の経済感情が連動している
メディア報道は、株価の変動やガソリン価格など「わかりやすく数字で示せる」話題を繰り返し報道。
例:「ガソリンが$5を超えた!」というニュースが連日流れる。
バイデン不人気の背景:
高齢・指導力への不安。
アフガニスタン撤退が信頼低下に影響。
累積インフレが国民の体感経済を悪化させた。
「ウォーク(Woke)」批判の妥当性:
民主党の不人気要因として過度に強調されがち。
世界的に2024年は与党が軒並み不人気であり、構造的要因が大きい。
共和党も評判は悪い(ただし民主党の方がより悪化していた)。
10月31日から米大統領選の当日(11月5日)の期間について、投稿1件あたりの閲覧回数の中央値を調べたところ、マスク氏は2370万回で、トランプ氏(1040万回)の2倍以上だった。マスク氏は投稿数が多いため、総数の差はさらに大きくなる。
民主党の大統領候補だったハリス氏の1件あたりの閲覧回数は76万9000回にとどまり、トランプ氏の10分の1以下だった。
https://youtu.be/vagpUWPk5oE?si=Zm4gAYrq_LJlJkVD
https://youtu.be/ynD8uthRxlA?si=GhL3ZgB_hdZxynYK
この国は、自分の人生に不満を持ち、猫に時間を捧げるような女性たちに支配されている
2人の夫の連れ子がいる
ブティジェッジ運輸長官
同性愛者
双子の養子がいる
https://www.youtube.com/watch?v=rldkZ-_NPMo
関係者の話として実業家のイーロン・マスク氏がトランプ前大統領を支援する団体に毎月4500万ドル、日本円でおよそ71億円を献金する予定だということです。
マスク氏をめぐっては、ことし3月には「念のためはっきりさせておくが、私はアメリカ大統領のいずれの候補者にも献金を行わない」と投稿していましたが、今回、巨額の献金を報じられたマスク氏の大統領選挙への対応が注目されます。
90分間の討論会でバイデン氏は元気がなく、時に口ごもり、風邪のせいで声はしわがれていた。
バラク・オバマ元大統領の2008年選挙運動を担当した民主党の戦略家デイヴィッド・プラフ氏は、「デフコン1状態」だと話した。「デフコン1」とは、最も深刻なレベルの核戦争の脅威を意味するアメリカの軍事用語だ。
「今夜のふたりはまるで、年齢差が30歳もあるみたいに見えた」と、プラフ氏は言う。実際には4歳と離れていないのだが。「この討論会を受けて、有権者はそこに本当に悩むと思う」
嘘つきトランプとどっちが勝つかな?
討論会で事実と異なる発言を繰り返した。民主党が支配する州は 「出生後」の妊娠中絶を可能にしたいのだなどという、虚偽の主張がそのひとつだった(これは、人工中絶反対派が繰り返す内容)。
前大統領はさらに、バイデン氏がロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対して、ウクライナ攻撃を「促した」とも述べたが、実際にはバイデン政権はウクライナを一貫して強力に支持している。
NYTがbidenは身を引くべきという記事を公開
https://youtu.be/wag1M5w_WmA?si=Z2Jsu5Myg0y3IRo9