わかりやすさの罠
わかりやすいものは主張が明確で頭に入りやすい
いい面も悪い面もある
子供向けの国語辞典
これはわかりやすさの範疇ではなく誤りでは?
分かりにくい人「円周率は3.141592...と無限に続く数字で、よく近似の3.14が使われます。」
視聴者「何で3桁なの?」「2の後は何なんだよ」「近似って何?」
分かりやすい人「円周率って色々言われてるけど、実は3なんです!」
視聴者「そうだったのか!」「やっと理解できた!」「数学って美しい」
基素.icon
これは前者がいいかどうかは立場によるので善悪の問題ではない
自分は大抵、前者の方が好き。ただしわからないところを潰せない場合に自分にとっての価値が小さくなる
1から説明する時間なんかないとき(つまり、いつもだ)、相手の納得を得ることが優先される 短期的なユーザーコミュニケーションはわかりやすさは大事
「わかりにくい」ことはいいことではない
新しい仕組みはわかられない
コロンブスの卵は、熟慮の結果からしか生まれない
わかりやすい=目に入っているのに気づかれていない
ということは、そのメカニズムは隠蔽されているとき簡単ではない
いくつかの仕掛けが合わさっているハズ
わかりやすいものを複数組み合わせて、一見わからないものを作るのが良いだろう
わかりやすいことがいいことではないケース
「数式がなくてわかりやすい」と評判の本の数式がないことによるデメリットは指摘されない
評価者はほとんど数式が読めない人になる
数式が読める人より読めない人の方が多いらしいので、単純に母集団が多い
数式が読める人は別の本を読むので、その人たちの声はフィルタリングされる
数式がないと厳密に理解できない
Yahoo!ニュースで、わかりやすい図は何かを検討した資料