「財務省には日本国籍者が0人」は国民主権原理に照らしておかしい
https://gyazo.com/581308d0763a4f73aed91692b9921cc2
憲法で外国人の人権享有主体性については学んだので、以下の感想になった
東京都管理職試験事件判決では、地方公共団体の「統治に関わる程度の弱い管理職」になる可能性があるとして、外国人と日本人と同じに扱わなくても憲法14条1項に反しないと最高裁は判断した 地方より国民主権原理(前文1項、1条)との関わり合いが強い国政で、直接的に日本の統治作用にかかわる財務省の管理職たりうる公務に就く権利は外国人には保証は当然されず、かつ禁止されているのだから、財務省に外国人ばかりなはずがない 法律家としてのパースペクティブが身についてきてる!(メタ認知)
こんな法律が出た、という問題が出たら上記の理由で違憲と判断した答案を書く
国民主権原理は外国人と日本人を明確に区別している。どの国でもそうだと思うけど。私は、こういう点にあまり考えを及ばせたことはなく、むしろTwitterで外国人を排斥している過激な意見を実利がない(優秀な人は誰でも使えばいいのに、無駄に制約するという点で)意見だと思っていたので、同じ結論になる座りの悪さは感じる。
ともあれ国民主権原理をベースにしないと人権享有主体性が無制限に広まるし、答案としてはこうなるだろう。
ツイートの事実が外国人の人権享有主体性と結びつき、その結果その結論にはならないだろうという思考プロセス