X68000(1987)
アーケードゲームが家庭でできるという点がウケたらしい
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「友達の家に遊びに行くと、そのお兄ちゃんとかがシャープのX68000を持っていて。当時、ファミコンはありましたけど、画面のきれいなハイスペックなゲームはゲーセンでやるもので。そのゲーセンのアーケードゲームをX68000はほぼ、そのままやれるんですよ。そのお兄ちゃんが、5インチのフロッピーディスクを何枚も読み込んで『信長の野望』とかやっていて。『なんじゃ、こりゃーっ!』って。それで見た映像が、この世でのもので一番きれいなんじゃないかって思うぐらいで」とその頃、パソコンから衝撃をうけたそう。 「僕が買いたいのは『自分がいる空間も含めた体験』なんですよ。僕があの頃、『ほしいな』って思ってた、その時間も含めた買い物なんですよ。だから、その現物の物があった方がやっぱりよくて。フロッピーディスクを読み込む音とかが聞きたいんです。 あとWindowsじゃなくて、できればMS-DOSのものがほしくて。5インチフロッピーディスクだと、なんか読み込みがあったりとか、あとはカビてるものとかがあるから、ちょっと大変そうなので。だから3.5インチの方かな、なんて思ったり。やっぱりあの時の画面がつく感じとか、ハードディスクのカリカリした音とか。そういうのも含めて体験できたらいいな、なんて思っていて……」