VT-4
使ってみた感想
ある程度高い声を出さないと変換してくれない。なので、低い声はそのまま乗る可能性がある
ボイチェンしているとおもったらできてなかったとかありそう
フォルマントを上げると、自分が裏声で歌ったときの音になる。恋声のほうが甘い音が出る 普通に歌っているだけでは可愛くならないので可愛く歌う練習が必要
HARMONYMEGAPHONEやREVERBをONにして気ままに歌を歌うのがおもしろい
もともとそういう機材だしね
遅延
直でモニターする限り、訓練の必要なく歌が歌えるレベル
声量が大きいほうがきれいに変換されるらしい(真面目に計測してない)
セットアップ
1. マイクをVT-4に接続する
2. VT-4をPCに接続する
本体以外なにもついてこないので、ケーブル類は自分で用意する必要がある
PCに接続したり、モバイルバッテリーからの給電を受けるためには「USB2.0(A to B)」という形式のケーブルが必要です。プリンタと同じタイプのケーブルなので、家の中のどこかに転がってる事が多いです。安いので、なければ買い足せばいいです。
USB type B.iconのケーブルが必要
オーディオIFとして使うためには(PCに音を入れたい場合は)ドライバを入れる必要がある。PnPなので本体をPCに接続すると自動でインストールされる
3. 本体の電源を入れる
4. 必要な場合ファンタム電源をONにする
https://gyazo.com/bb43506deb0b1e82c2fe003c5513c16a
5. ここまででWindows上で音がとれるようになっている
ONにした上でVOLUMEとMIC SENSを調整すれば音が入る
ドライバが入っていれば、MIX(VT-4)かDRY(VT-4)という名前で取れる
VRC向けの初期設定をする
「喋りはじめ、おわりの息の抜けや小声、ちょっとした吐息がやたらと太いおじさんのものになってしまう問題」に対応する
11月16日の本体アップデートでね。
「常にピッチ・フォルマントを変換する」機能のON/OFFが選択できるようになったんです。
デフォルトオフなのでONにしておく
デフォルトオフな理由
大きなノイズや雑音に対してピッチ・フォルマント変換をかけてしまうとヤバい音がしてしまう可能性があるし、本来の用途(わざと音をケロケロさせて遊ぶ)であれば多少のブレス(吐息)や雑音が変換されなくても違和感がないため、あえて処理をしないという高度な事が行われているからです。
2019.9に自分が買ったときにはアップデート済のバージョンで、手動での本体アップデートは必要はなかった。中古などでそれ以前のモデルを買う場合には手動アップデートが必要かもしれない
設定を入れないと、ごく小さなささやきは変換されないことを確認した
逆に変換されないほど小さな声を出すのは難しそうに思うが、ふとした瞬間に出てしまうものなのかもしれない(長く運用しないとわからない)
設定する
操作としては新しいバージョンの説明書P.8~9に載っていますが、ROBOTボタンを押しながら電源を入れ、右上のキーつまみで機能を選択(C#)し、パラメーターを設定(HARMONYボタンを押す)してMANUALボタンを押して終了、というものになります。カッコ内の操作は、ピッチフォルマント変換の常時ONを設定する時の動作です。
一度設定すれば保存される
自分向けに調整する
pitch 154%は7.5/12オクターブぐらい
2(4.8)-3(7.2)メモリぐらい
高い声を出す気があるなら2でいけるが、つかれたら無理そう
formant 116%は+2.5ぐらい
1メモリ~1.5メモリぐらいがよさそう基素.icon
この状態で自分が高めで声をつくるといい感じになる。普通にしゃべると聞くに堪えない。
女騎士のセリフをつぶやきながらリバーブを掛けたりすると面白いぞ
実験
Windowsの出力
OUT(TO MIC IN)にするとWETの音声がVT-4のLINE OUTから出る
OUT(VT-4)にすると、DRYの音声がVT-4のLINE_OUTから出る
LINE OUT
MONOにすると、LはWET、RはDRYになる
Lのイヤホンジャックからしか音が出ない…と思ったらR/BYPASSは自分の声なので気づきにくいだけだった
STEREOにすると、L/RともにWETがきこえる