VRChatとVRAM
答えはみんなのKawaiiアバターが原因といわれています。みんなが主人公のVRChatでは、みんなが一般的なゲームの主人公キャラよりも大容量なキャラクターになっています。それらを演算するためにはデータをVRAMへ入れなくてはいけません。結果、GPUの演算はもちろんですが、GPUメーカーが想定している一般的なゲーム以上にVRAMを使ってしまい、GPUの性能限界よりも先にVRAMがいっぱいになってしまいます。
例えば、とある集会では30人程集まるインスタンスでVRAMの消費量は約14GBで、これだけでもRTX3060(12GB)よりも多くなってしまいます。
これは私の経験則ですが「RTX3070」を始めとするVRAM容量が8GBのグラボの場合、大体20人を超えてくるあたりでフレームレートが激減し、12fps固定の処理落ち地獄に悩まされることになります。
VRAM量の同じ旧モデルの“RTX2070(8GB)” から現モデルの “RTX3070(8GB)” に変えても、体感できる差はほとんど感じられませんでした。
私が体験した一番重い状況だと、46人いるパーティクル積みまくりのワールドで、メモリ使用量は約20GB,VRAMの使用量は約16GBでした。
この状況では、RTX3090をもってしても12fpsしか出ませんでした。
(解像度150%のINDEX使用・セーフティ無し・揺れものON)