VIX指数
volatility index, a.k.a. investor fear gauge
数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされます。
わからない度、あるいは不安度
シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数。
VIX指数(※)が、昨年末の株価急落が始まる前の10月の水準まで低下してきていることからも分かるように、金融市場には安心感が高まった1ヶ月でした。
“恐怖指数”ってご存知ですか? (2ページ目):日経ビジネス電子版
https://gyazo.com/0a9347ceaf7d0e5629508aeeea976ded
VIX指数に連動する金融商品は長期の保有には向いていない
インバースは早期償還条項があって強制的に損切りさせられる(急落に弱い)
通常の連動は値幅制限がある(急騰に弱い)
先物指数はVIX指数が安定している状況においては、時間の経過とともに下落する特性がある...
課題
自動取引がフィードバックループを作ってしまう
オプション市場で仕掛け的な取り引きを行うことによって、VIX指数を意図的に上昇させ、自動取引による売りを誘発して、株価の下落によって儲けようという輩もいます。
VIX指数は米国の株式市場に関連していますが、日本にもVIX指数と同じものがあります。「日経平均ボラティリティ・インデックス(日経平均VI)」です。日経平均のオプション価格を基に算出されていて、同じような問題をはらんでいると言えます。