VENICE
岡橋:ターゲットとしているマーケットは、映画をはじめ、ドラマやCM制作です。独自の映像表現とハイクオリティーを追求されるお客様に向けフルサイズセンサーやアナモフィックをアピールしていきたいと思っています。
大庭:“フルサイズ”ということでαシリーズと同様のセンサーのように思われるかもしれませんが、シネマ用カメラに特化して新たに開発したセンサーを採用しています。そしてフルサイズを採用した理由は、フルサイズセンサーを搭載すれば、4:3のアナモフィックにも対応できることです。これにより、シネマスコープサイズの映像制作に対応することはもちろんのこと、anamorphic lens独特のボケ感やフレアを得ることができます。またSuper35mmよりも浅い被写界深度や広い画角、6K画素の活用などを通じて、これまでとは違った映像表現ができます。