ROE
Retuon On Equity
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どうして高い/低いのかは分解して考えることができる
デュポンという会社が自社の経営分析ではじめた方法が世界中に広まったことから、「デュポン分析」と呼ばれたりもする https://gyazo.com/4f19130f2b1c95ef8bcb54a2de36e850
裏を返せば、ROEという指標は、意図的に操作が可能だ。負債を増やせば、つまり純資産の比率を下げればROEが増やせるからだ。
そのため、ROEだけを見るのではなく、ROICという別の指標が近年注目されている。 ROICとは「企業が事業活動のために投じた資金を使って、どれだけ利益を生み出したか」を示す指標のこと。
利益を分子
有利子負債と純資産を足したものを分母にして計算する。
分母は、事業活動にどれだけのお金を調達しているかということを表す。
ROICは、負債を増やして財務レバレッジを操作することができないことが特徴で、指標として有用だと言われる。 借入で有利子負債が増えるとROICは下がる
ROEが日本で注目されるようになったきっかけは、2014年に経産省から出た伊藤レポート*と呼ばれる報告書だ。これは「日本企業がなぜ国際的に競争力が弱いのか」を分析したもので、とても注目を浴びた。その中で、「企業は最低限ROE8%以上を目指すこと」を提言している。 短期的な企業の価値を測る指標として、とても有効
ROEが8%を超えないとPBR1倍を超えないと言われています。
投資家が要求する収益性の水準が8%で、それに満たないと資本が割り引かれてPBR1倍に届かないという形になります。
PBRというのは資本と株価のバランスの数字です。