PH5
直接光が目に入らない設計
https://youtu.be/QBWmJflwv_Y
https://youtu.be/CFB4qgGTtMo
https://www.youtube.com/watch?v=FxHClU2IEyk
https://youtu.be/mHaQZJtL8kw?t=821&si=FBUVKshmUac8IEcs
モダンホワイト
https://youtu.be/2ij-zMEbupY?t=617
1926年:PHシリーズの基本となる「3枚シェード」のPHランプが誕生し、初めて商業的に製造・販売される。
1930年代:照明デザインの分野で注目を浴び、国際的な評価を得る。
1958年:PH5、PH アーティチョーク、PHスノーボールが誕生。
シェードは対数螺旋になっていて光をなるべくシェードの下に均一に届ける設計 従来の3枚シェードのPHランプでは電球のフィラメントを隠すことでグレアを抑えていましたが、時代の流れとともに電球も進化しフロスト電球が登場。 ですが、ヘニングセンはこのフロスト電球を好みませんでした。そこで誕生したのがPH5です。
Claude 3.5 Sonnet.icon
基本的には通常の白熱電球と同じく、暖色系の光(約2700K)
フロスト加工により若干光が減衰するため:
透明電球よりもやや色温度が下がる傾向
黄色みがより強調される場合がある
つまり、白熱電球を使いつづけたということ基素.icon
PH5」では器具内部にも2枚の小さな反射板を組み込み、まぶしく発光するフロスト電球すべてを覆いつくそうとしました。
え?ちがうの?
じゃあ嫌った理由は?
従来の3枚シェードの構造に小さなシェードを加えることで電球全体を包み込むデザインを採用。
さらにヘニングセンは電球を包み込んでグレアを取り除くだけでなく、器具の一部とシェードの内側に赤・青・紫のカラー(現在のクラシックホワイトの配色)を塗装することで、電球の色味を補正しようと考えていました。
Claude 3.5 Sonnet.icon
白熱電球は黄色みを帯びた暖色の光を出します
自然光(昼光)と比べると、青色域が不足しています
ヘニングセンの色彩補正の意図
赤: 電球光の赤みを強調して温かみのある光を維持
青: 不足している青色域を補完して光の色バランスを調整
紫: 青と赤の中間色として全体の色調を整える役割
矛盾してる基素.icon
https://gyazo.com/58db30cf707978a4fe3958c98502dde8
また白熱電球が発する可視光線のうち、人の目の感度が最も高い黄・緑色の光線を弱め、感度が低くなる赤・青の色域の光を強調するという意図に基づき、ランプ内部を赤、反射板を青に彩色しました。
それだと、不自然な見た目になりそう?基素.icon
当時PH5が発表された際、ヘニングセンがスウェーデンの新聞にこのような言葉を残しています。
> わたしたちは24時間のリズムで生きていて、昼の爽やかな光から、夕暮れの温かみのある光への移ろいに、ゆっくり順応する。
家庭の照明は黄昏時の光と調和すべきで、それは、黄昏特有の温かみのある色の光を使うことで実現可能だ。 時代は進み現在では光源も進化を遂げ、へニングセンの時代のように赤と青の小さなシェードによる光色の調整は必要なくなりました
The PH 5 initially incorporated shades in red and blue to improve the light’s color. However, in the latter designs, these were taken out as modern light sources replicate daylight more successfully than before.