MIDI 2.0(2020)
https://youtu.be/vdIGr9aPmr4?si=dMTIhCt5jvTlc2rk
双方向に情報を送る
新機能
プロファイル
楽器Aプロファイルに従っていることがわかれば、繋いだ先の動画でも同様に使える
Property Exchange
ハードウェアで音を選ぶのめんどくさい問題を部分的に解決
ユーザーがハードで使っている音色の番号を入力しないといけない
ハードウェアで何の音を使っているかソフトからわからない
system exclusive messageを使えば実現できたが、今はメーカーごと、製品ごとに仕様が異なる
プロファイルでは、あらかじめ規格としてメーカー共通の定義を行っておくのに対し、プロパティはその機種が持っている情報をMIDI機器間で要求したり、回答するというもの。たとえば、音色リストを要求すると、それを答えてくれるような仕組みを設けることで、接続した音源の音色一覧をDAWで表示する…なんてことが簡単にできるようになるわけです。
さらに、これまで各DAWで1つ1つMIDIマッピングなどを行っていたものの、プロパティーのやり取りにより、簡単に使えるようにする、といったことも可能になわけですが、これがKeystageでは採用されています。具体的には、KeystageをPCに繋いだ状態で、付属しているMIDI2.0対応音源wavestate native LEを立ち上げると、自動的にパラメーターが、Keystageに搭載されているサブスクリーンに表示されるとともに、その上の8つのノブでコントロールすることができます。
中島:...MIDI2.0すべての機能を実装するには、インフラや仕様がまだ整っていない部分もあったので、まずなにを搭載するかを考えました。たとえば、プロトコルになってくると、ドライバー関連も必要になってきますし、技術的にも時間が掛かりそうと思ったんですよね。そこで目をつけたのが、プロパティエクスチェンジでした。コントローラは連携が命だと思っているので、その連携という分野が一番得意であり、もともとそういう意図で考えられたプロパティエクスチェンジが製品性的にもあっているかと思い、これを取り入れたのです。
Protocol Negotiation
データの分解能の向上
コントローラーの種類の拡充
イベントのズレ(ジッタ)補正のための細かなタイムスタンプ