Komiflo
株式会社Komifloによって運営されている
Komifloの代表者はワニマガジン社の山崎公士代表取締役になっているが、ワニマガジン社の子会社というわけではないという。Komifloはどういった経緯で設立された組織なのか。
「日本では、最近まで具体的な海賊版サイト対策が話題にも上がらず、政府が動かないことにも驚きでした」と話すのは、同社の英国人ディレクターT氏。10年以上日本で暮らし、Komifloの立ち上げに携わったT氏に、読み放題サービス実現の背景や、成人向け漫画市場について聞いた。
漫画の楽しみ方は、物理的な収集から消費に変化している。Komifloも6割はスマホユーザーで、若者が多い。
成人向け漫画は、一般漫画誌と異なりメディアミックスが難しく、社会的にも忌避されがちで収入源も限られているので、海賊版の影響を受けやすい。
本当に多くのことが政府の動向に依存するのも特徴で、国によって法律も異なる。決済手段についてもそうだ。
例えばKomifloはシンガポール(日本語版)でも配信しているが、シンガポールはアダルトコンテンツの所持・ダウンロードに対して罰則がある。一方で、Komifloのようなストリーミングなら快適に楽しんでもらえる。