HDR10
フルHDが4Kに高解像度化するよりも、HDR化の方が高画質に貢献すると考える専門家も多い 色深度が10bit
ドルビー社の研究に基づき「ST.2084」として規格化された「PQ(Perceptual Quantizer/知覚量子化)カーブ」だ。ヒトの視覚は、暗部の輝度差に敏感で、明部の輝度差に鈍感という特性を持つ。 こうした知覚特性を応用し、HDR10では明部よりも暗部により多くの階調を割くことで、色深度を10bitに抑えつつも、暗部から明部までバンディングの目立たない高画質を実現している。 Dolbyの技術的な図あり
HDR10規格をベースに
コンテンツのフレームごとあるいはシーンごとに最大輝度(MaxCLL)値をメタデータとして記録できる「ダイナミックメタデータ」...を加えたものだ。
テレビ側がHDR10+に対応していると、HDR10+コンテンツを再生したときにそのダイナミックメタデータを読み取って、輝度表示性能に最適なトーンマッピング(明暗表現)を行う。
テレビ側の映像調整機能
コンテンツに記録された輝度情報に加えて、テレビの表示輝度性能や、視聴している部屋の光環境をそれぞれ考慮し、映像の明るさを自動で最適化