GTDの習熟度基準
GTDは小さく始めても効果がある
運転やスポーツと同じように、はじめはルールをいちいち意識する必要がある。慣れるともっとハイレベルなことに意識がいくようになる。
完全にマスターするまで2年ぐらいかかる
GTDからの脱線は簡単だけど戻るのも簡単
初級
GTDの方法論を取り入れた状態
インボックス、資料のファイリング、リストの管理、連絡待ち など
状態
すくない努力でより早くタスクをこなせるようになる
止めるパターン
気になることの次に取るべき行動が判断できていない
単純でアクセスしやすいファイリングシステムが確立していない
上級
完了すべきプロジェクト、人生で集中的にやるべきことなどを見渡す
例:この会議の目的は? なぜ出席しなければいけないのか? 来季の予定を考えて今やるべきことは?
状態
プロジェクト自体が関心や集中して取り組むべき分野を反映したものになってくる
? これは最初から必然的にこうなるような
Horizontal level 1-2ぐらい
「望んでいる結果」を定義できる全てを把握して具体的な行動に置き換えている
GTDを自由にカスタマイズできる
0から整理システムを構築できる
突然降ってきたタスクに対して自信を持って判断できる
問題が起きた時にGTDを活用して解決できる
できていない例
「通常に加えて大きなタスクを抱え込んでしまったのでGTDはやめました」
そういうときにこそGTDは価値を発揮する。「週の半ばでも週次レビュー(GTD)を行ってやるべきことを俯瞰するべき」 集中して取り組むべき分野のチェックリストがあると新しいプロジェクトに気付ける
バランスを欠いていた部分にも気付ける
最上級
状態
GTDでできたゆとりを使って創造的な活動をできている
価値観の模索
気になっていること(例えば確定申告)から意識を切り離して漫画を描ける
「気になることは職場に残したので、家ではゆとりがあるよ」→実はできていない。真の余裕を知らないだけ。
意識はそういう風にできていないらしい
リマインダーを見返したときにアイデアを得ることができる
例:「いつかやるリスト」を見返して「絵画教室に通う」をみた。今ならできるな。申し込んでみよう
脳は何かを覚えるのは苦手だが、評価は得意
大事なこと(例えば家族)についてのチェックリストは、どんな頻度で見直して、どんな言葉で書いておけばアイデアが出るか考えながら書く
頭の得意なことを生かすシステムを構築せよ
Horizontal level 3以降