Foveon
多くの写真家を魅了するSIGMA FOVEONセンサーの特長と魅力 - 公益社団法人 日本写真家協会
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Foveon X3ダイレクトイメージセンサーは光の波長を短いほうから順に吸収するシリコンの特性を活かして、垂直方向に配置された3層(トップ、ミドル、ボトム)が短波長(主に青)、中間波長(主に緑)、長波長(主に赤)の光を捉えることで、すべての色情報を得ることができるフルカラーセンサーである。
ベイヤー配列センサーと違い、RGBフィルターが不要で「色補完」を行わないため原理的に偽色も発生しない。
そのため解像度を落としてしまう「ローパスフィルター」も必要なくなるため、非常に精緻でシャープ感があり、なおかつ自然な画像が生成できる。
Claude 3.5 Sonnet.icon偽色は主にセンサーのモザイクパターンと被写体の細かいパターンの干渉で発生。ローパスフィルターで高周波成分を抑えることで、この干渉を防ぐ
最新のFoveonセンサー搭載機は、dp Quattroシリーズ(2014年販売開始)や、sd Quattroシリーズ(2016年発売開始)になりますが、両シリーズともに2022年に生産終了となり、以降、Foveonの新機種はでておりません。
この世のすべてのカメラは2つに分けられる。Foveonか、Foveon以外か。|阪口せりな|静岡6年目
Full-frame Foveon sensor "still at design stage" says Sigma CEO, "but I'm still passionate": Digital Photography Review
フルサイズFoveonはまだ設計段階だが引き続き情熱を注いでいる - デジカメinfo
山木氏は、Foveonの利点に対する同社の考え方が変わったと言う。「第一世代のFoveonセンサーを搭載したSD9とSD10を発売したとき、その最大の利点は解像度だと考えていた。今日、非常に多くの高画素センサーがあり、解像度の面では、Foveonとそれほど大きな違いはない」
「それは色かもしれない。FovenはRGB間のクロストークが多い。これに対してベイヤーセンサーの分光感度を見ると各色に対して非常に鋭い特性を持っている。クロストークが多いということはRGB各色の間に多くのグラデーションがあるということだ。高解像度と多くの色のグラデーションの組み合わせで非常にリアルで特別なクオリティが生まれる」
cf. ベイヤー配列
「Foveon X3を搭載したカメラをより使いやすいものにしようとしているが、それでもベイヤーセンサーのカメラと比べれば、使いやすいとは言えないだろう。性能を向上させようとしているが、低照度性能はベイヤーセンサーには及ばない。我々はより使いやすいカメラを作るためにベストを尽くすつもりだが、それでもフォビオンセンサー技術を搭載したカメラが万人のためのカメラになるとは限らないだろう」
連写速度や動画機能の点では多くの進歩が見られるが、解像度、階調性、ダイナミックレンジといった画質に関して言えば、それほど大きな進歩はない。Foveon X3センサーをリリースし、その品質を見てもらえれば、それは業界にとって大きな意味を持つだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=eoeyTHyv8_E
https://www.youtube.com/watch?v=UkXGSE62rZ8
明らかにBの方が立体感がある