Fakeで稼ぐ人、カルロス・メルロ
同氏によると、BuzzFeed Newsに実演したようなハッシュタグをトレンドのトップに掲載したいのなら、約1万ドル(約111万円)かかる。
Twitterのトレンド掲載場所は正規の宣伝コーナーとして販売されているが、メルロ氏はVictory Labを類似サービスの低価格版と考える。「企業がTwitterと契約してトレンドを宣伝に使おうとすると、10万ドル(約1110万円)かかる」(同氏)
メルロ氏は、この半年間に限ると、Victory Labの主な取引相手は企業でなく政治家だったとした。そうした政治家たちの最終目的は、メキシコの歴史的な同日選挙に向けてソーシャルメディアを支配することらしい。
メキシコは、メディアと公共機関に寄せられる信頼が世界で最低ランクの国だ。ある最近の調査によると、メキシコ人の80%が日々の生活がフェイクニュースから大きな影響を受けている、と考えていた。
メキシコの大手デジタル・マーケティング会社のある社員は、勤め先の会社が政治家と取引していると企業顧客に知られたくないことから、匿名を条件に、メキシコの政治家は1990年代終わりからダーク広告とフェイクニュースを利用し続けている、とBuzzFeed Newsに話してくれた。
メルロ氏の推測だと、このところメキシコでトレンド掲載される話題の約9割が、デジタル・マーケティング会社に操られている。それでも、メキシコの現状は米国の後追いに過ぎないという。メキシコのデジタル・マーケティング会社は、米国を偽情報の世界的中心地と見なしているのだ。
「偽情報の世界では、アメリカが王様だ。株式会社アメリカより恐ろしいものなど存在しないだろう。悪質なキャンペーンの規模は大きくなっていく。フェイクニュースは巨大になりつつある。そうなっても、誰も気にしない」(メルロ氏)
関与したケース「オブラドールはチャベスとつながっている」
Botで150回/sで拡散。トレンドにのせて一般の人やテレビ局が取り上げるようになった
2日間で4000万回見られた
メルロの下請けのマーケティング会社に取材
偽アカウントは消されるので、実在するアカウントを操作する
いいねを増やすアプリだが、利用するとアカウント情報を取得してのっとる
OAuthで権限を全部取っているとかかな。ユーザーが許可表示に気をつけていればわかりそう基素.icon
いいねもフォロワーも買えるし、根本的には意味のない数字だ。ただ、本質的な価値の違いを提供できない集団の中で特出するために買うという選択肢は経済合理性があるので止まらないだろう
100万人使っている
政治家からネットの世論調査で支持率をあげたいという依頼に対して操作を実行
実際にメルロに取材。曰く
トランプ大統領の戦略チームが好き
仕事で後悔したことは一度もない
なんでも無責任にシェアするのはユーザー
しかし絶対に読まないので影響を与えることができる基素.icon
こうなったのは自然なこと