Disney+
スケーラビリティに問題がある
https://gyazo.com/8942c4bf80924e40cde642c8b11b113bhttps://gyazo.com/cda880a38c34ca81540d6406a6d95448
Netflixと同程度の売り上げを達成しているが利益率は圧倒的に負けてる
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ディズニーのストリーミング戦略について懸念が示されています。ディズニー+はディズニーのフランチャイズ「フライホイール」のニッチなDTC拡張として始まったと考えられますが、ディズニーのIPの大部分の主要な配信チャネルへと急速にシフトしました。これにより、ディズニーは新規加入者の成長を全力で推進するために投資を大幅に増やしました(ページ29)。
2017年以降、ディズニーはストリーミングビジネスで累計110億ドルの損失を出しています。管理部門はストリーミングビジネスが2024年に黒字化すると予想していますが、これはさらに2年間の損失が予想されていることを意味します(ページ30)。
ディズニーの現在のストリーミング戦略は効率性に欠けているようです。Netflixはディズニーのストリーミングよりも61%多くの収益を生み出しています。また、Netflixはディズニーよりも34%多くのプログラミングと制作費用を費やしています。しかし、Netflixの「その他の費用」はディズニーよりも約30%少なく、EBITマージンはディズニーよりも約4000bps高いです(ページ32)。
ディズニーは、COVID-19パンデミックによるキャッシュフローの問題、大規模なストリーミング投資、そして過剰なレバレッジを持つバランスシートに直面しているため、2020年に配当を廃止しました。ディズニーは配当を復活させるタイムテーブルを提供していません(ページ24)。
総加入者数は1億5700万人
全体の売上$17.0B(約1.7兆円)に対して、メディア事業は$12.7B(約1.27兆円)で全体の74.5%の売上を占めており、パーク事業は$4.3B(約0.43兆円)で同じく25.5%の売上構成比となっています。
メディア事業の成長はDisney+が大きく貢献しています。上図の決算資料の中の「Direct-to-Consumer」がDisney+を含む動画配信事業に当たりますが、売上が$4.3B(約4,300億円)、YoY+57%となっており、全体の売上の約25%を占め、パーク事業とほぼ同じ売上にまで成長しています。
しかし、利益率は低い
日本のHuluとは全然違う