DirectShow
DirectShowは、「フィルタ(Filter)」と呼ばれる部品をつなぎ合わせて「グラフ(Graph)」を作成し、Graphに対して再生や停止などの動作を行うという構造になっています
Filterは、データの入出力や変換など、もっとも基本となる動作をするコンポーネントです
Source Filterは、入力を行うためのフィルタです。 全ての映像データはSource Filterから発生します。
一般的なSource Filterの例としては、キャプチャカード、ビデオデバイス、音源、ファイルなどがあります。
Transform Filterは、入力を何らかの形で変化させて出力させます。
ファイルフォーマットを理解する、フォーマット変換をする、何らかのエフェクトをかける、など、色々なものがあります。
Renderer Filterは、Source Filterからのデータストリームの終点になります。 Renderer Filterは、最終的なレンダリングを担当します。
Renderer Filterとしては、ディスプレイへの出力、音声の出力、外部デバイスへの出力、ファイルへの保存、ネットワークへの送出(RTPなど)、などを行うものがあります。