COVID-19ワクチン接種の社会的課題
分配
新型コロナウイルス感染症のワクチンを世界各国の人口に応じて均等に分配すれば、高所得国が優先的に入手する場合に比べて大幅に死亡例を減らすことができるとする報告書を公表した。経済力ではなく必要性に応じてワクチン分配を進めるよう国際社会に呼び掛けた。
報告書に盛り込まれた米ノースイースタン大の分析は、当初のワクチン30億回分のうち
(1)20億回分を高所得の約50カ国が入手
(2)30億回分を各国の人口に応じて均等に割り当て―の二つのシナリオを想定
ワクチンがない場合と比べて死亡例をどれだけ減らせるのか検討した。
(1)では33%
(2)では61%
ワクチン接種率
情報の流布
新型コロナ対策でワクチンへの期待がかけられる中、不安を煽るような報道が出ています。
日本ではかつて報道がHPVワクチンの恐怖を煽り、接種率が激減する失敗を経験しました。