C94参加情報
https://gyazo.com/b6262114f6dc98f405185b56f8e2e8dc
旗の持ち方逆じゃない?
ブース
土曜日 東地区 "E" ブロック 09b
目印(これを印刷してかけておきます)
https://gyazo.com/57fa89d0c9148a189f0b32094604353e
新刊「バーチャル・ウォーです!」
コピー本16ページ(本文12ページ) 100円
https://gyazo.com/26dbac37fac0a4b2319e8942a1b69292
内容
テーマ:「創作コミュニケーションツールとしてのVR」
あらすじ
日本戦車道連盟は、後進育成のため戦車道の認知を目的とした広報活動の一環として、若年層向けに各校代表の活動を紹介する催しを開催することにした
参加者が現地に来れなくても気軽に参加でき、また寄港せずとも気軽に代表が集まれるため、この催しは初の試みとして、VR空間内で行うことが決定した
催しは気軽に様々な人が参加できるVirtualCastで行われ、映像はYouTubeやニコニコ動画などの配信プラットフォームを利用して全国に配信される。 今日は、そのリハーサル。大洗女子学園隊長の西住みほははじめてVR HMDを被る。
VRあるあるコメディ
ごめんなさい、暗号要素はありません
だいたいこんな本
https://gyazo.com/31d4db08f7cf7f6e565c4b19f2105ca8
VRM
https://gyazo.com/f3158731d77f8da11e1b2c63df261482
作画品質も上みたいな感じです(トーンは貼りたい…)
https://gyazo.com/be1c1d7b00ea80042ccbe3bd21079609
一番キレイなコマでこれぐらい
https://gyazo.com/cfcd873f02e6ddd712b632e29de71bba
申し訳程度の戦車要素
https://gyazo.com/fc11cc050de9a29af671d3d40d2e59e4
テーマを変えるに至った経緯
昨年11月ごろからVTuberにの動画を見るようになりました
申し込み時点では手旗通信を使ったコメディを描くつもりで申し込みました。
去年の年末からVTuberが流行り始めて、わたしも見ていました。実はコミケ申し込み時もVTuberと迷ったのですが、VTuberのファンアートはTwitterに流すと見てもらえる流れがあったので、そちらで申し込むことはやめました。このときは暗号を勉強する気があったのです。
暗号本でないのは、暗号の勉強をしなかったから
暗号本をやめた理由の一つは単純で、ここ半年、暗号の勉強ができていないからです。ガルパン暗号シリーズは自分の勉強の整理の意味合いもあってスタートしたので、これはクリティカルな問題でした。
代わりにVTuberの動向を追っていました
じゃあ半年何をしていたのかというと、バーチャルYouTuberの活動を見ていました。VTuberの流れは、10年前に初音ミクが出たときのような感覚があります。ポエムになりますが、粛々と地下を流れていた作り手の日々の歩みの水脈が、陽の目を浴びて一気に花開くような、そんな感覚です。 バーチャルYouTuberだけじゃない。VRを利用した創作活動
「バーチャルYouTuber」という言葉は多くの意味を表す言葉になっています。
ある人にとっては生放送主体の委員長がVTuberであり
ある人にとっては動画主体のキズナアイさんがVTuberであり
ある人にとっては双方向的な交流ができないという意味で他のVTuberと異なる鳩羽つぐちゃんがVTuberである
というようなことです。ところで、この流れにはもう一つの水脈があります。それは、受け手側ではなく、作り手にまわることです。すなわち、
創作コミュニケーションツールとしてのVRです。
「創作コミュニケーション」はここではVRをきっかけにした創作とそれに付随するコミュニケーション全般を指しています。例えば次のようなものです
VRをつかって仲間と遊ぶ
遊ぶ中で気づいた不便さを自分や仲間と工夫して解決したり
仲間との交流の中で
モデルを作ったり、スクリプトを書く
音楽や絵をつくる
一緒に動画を作ってYouTubeなどで配信する
VRをつかった新たな表現手法をつくって動画を発表する
メディアを通して見ているだけではわからない、バーチャルYouTuberではないVRのコミュニケーションの潮流
VTuberを見ているよ、という人でも、この流れはよくわからないという人も多いと思います。なぜなら、この領域は裏方であり、まさに開拓途中であり、動画にもならずにその場で見ている人のみで完結する日常であり、動画をつくるにしても鉄板のネタやフォーマットも確立しておらず、よく見られている人気VTuberがまだ少ないというような事情があるからです。わたしもさわり程度しか理解できていないです。
QuillやMediumのような、VRの「創作のツール」は数年前からありました。しかし、人口が少なく、他人と交流するのも難しかったです。 今は、創作のコミュニティがあるようにわたしには見えています。VRをつかって創作をして、VR(やTwitter)をつかって仲間と遊ぶ。
この流れに、わたしも参加しようとしています。欲を言えば、あなたにも知って欲しいのです。
残念なことに、このようなVRの楽しさは体験しないと理解できません。スマホを持っていない時代の人にスマホの説明をするのができないように、HMDを被ったことがない人に体験を説明するのは根本的に困難です。一度体験すれば、YouTubeでみるVTuberの動画は、VRの限定的な一側面でしかないということが理解できますが、そうでもない限りあれが「自分にとってのVR」です。
VRを使って何ができるのか紹介したい
そして、上で述べたようなVRを体験するハードルはいまだに高いと言わざるを得ません。ソーシャルVRができるプラットフォームは、PCでのVR機器を前提にしています。金銭的な面に限っても、ゲーミングPCをもっていなければ、PCとHMD(RiftとかVive)を用意するのに20-30万円ほどかかります。多少興味があるという程度の方にお勧めするには高い金額です。
加えて、動き回るために散らかっていない部屋が必要です(こっちの方が難しいですね!💢)
このような状況から、VR機材は作り手が持っていて、普通の人はYouTubeなりニコニコなりでその番組を見るというのが一般的な広まり方にな(ってい)ると思います。
すると、VRが普及するまで「VR機材をつかって自分ができること」についてはあまり認知が進まないこともあり得ます。それはそれで自然なことなのですが、自分はアウトプットの品質がそんなに高くなくても、思考錯誤しているフェーズが好きなのでこの楽しみを多くの人に知って欲しいという思いがあります。
そこで、この間を埋めるべく、夏の本のテーマをガルパン x VR本にしました。 ガルパンの世界に、VRのまさにいま私達が見ているようなしくみがあったなら、みんなはどのようなことをするでしょうか。考えてみたいと思います。
具体的には、素人でも工夫次第で面白い配信ができるツールVirtualCastを作品内で出そうと思っています。つまり、今作で描くことは、今のわたしたちが現実にVRでできることの間接的な説明になります(とはいえ、説明書を描くわけではないですよ!) What you see is what you can!
わたしがこの本で描くことは、実はもう現実で誰かがやったことかもしれません。