2026-03-16
2026-03-15←創作日記(2026年3月)→2026-03-17 1週前:2026-03-09 1年前:2025-03-16
原油高価格シナリオ
Claude Opus 4.6.icon
Brent-Dubai EFS逆転の経緯
通常、ブレント(軽質スイート)はドバイ(中質サワー)より高値で取引される。このスプレッドを**Brent-Dubai EFS(Exchange of Futures for Swaps)**と呼ぶ。
2025年8〜9月に、このEFSが2020年5月以来初めてマイナス(=ドバイ > ブレント)に転じた。
ドバイ原油がブレント原油より高くなった(2023年6月28日)もあったし、リサーチ不足だと思う基素.icon
EFSは8月27日に-11¢/bblまで低下し、9月9〜15日の間にも複数回ゼロまたはマイナスを記録した。TotalEnergiesはこのドバイ原油のプレミアムは中東産の重質原油への強い需要により当面マイナス圏にとどまると見通し、このスプレッド縮小は米国産原油のアジア向けアービトラージを開く要因にもなった。
要因は、インドがロシア原油制裁の代替としてドバイ連動原油を活発に買い付けたこと、アジアの精製設備が中質サワー仕様であること等。
イスラエル・アメリカのイラン攻撃(2026年3月)
ホルムズ海峡を通過するタンカー交通が事実上停止し、中東からの原油・石油製品フロー約20mb/dが途絶した。ブレント先物は一時$119近辺まで急騰し、3月初旬の時点でブレント$83〜84に対しドバイは$68付近と動かず、EFSは$6超に急拡大した。
つまり、戦争直後はブレント >> ドバイ(ドバイが取引不能に近い状態で低迷)だった。
今日(3月16日)の状況
table:_
ベンチマーク 価格($/bbl) ソース
Brent先物 ~$104.37 Investing.com
WTI先物 ~$97.72 Investing.com
ドバイ原油スポット(5月渡し) ~$145.20 日経
ドバイPlatts先物 ~$127.86 Investing.com
日経のスポット価格が正しければ、ドバイがブレントを$40以上上回るという異常なプレミアムが発生している。ドバイPlatts先物ベースでも$127対$104で約$24のプレミアム。
なぜドバイ > ブレントが再逆転し、しかも極端に拡大したか
1. ホルムズ海峡閉鎖で中東産原油の物理的供給がほぼ途絶
2. アジアの製油所(日本・韓国・中国・インド)の多くは中質サワー原油に最適化されている代替が効きにくい
3. 僅かに取引可能なドバイ連動原油に対してパニック的な買いプレミアムが発生
4. ブレント(北海産・大西洋盆地)は物流が正常なため、相対的に供給不安が小さい
2025年秋の「需要起因の小幅逆転」とは質的にまったく異なる、供給途絶起因の極端な構造変化が起きている。EIAはブレントが今後2ヶ月は$95超を維持し、Q3以降$80以下に低下すると予測しているが、これはホルムズ海峡の通航再開を前提としている。
WTI・ブレント・ドバイの関係
原油はグローバルコモディティ
https://youtu.be/dPKRUSX5yVA?si=JtkS7aYWf076ypcL
渡辺銀次面白い
「LLMで読む」時代の書き手の提供価値は思考の深さ
Gemini 3.0と話していても面白くないが、Opus 4.6と話すのは面白い
Gemini
おべっかが露骨
文章が長すぎる