広東住血線虫
広東住血線虫症とは
感染予防のためには、流行地で中間宿主や待機宿主を生食しないこと、また、野菜サラダなどにも注意が必要である。
サラダの中に中間宿主がいるのに気をつけるということ?
「はった後にもいるかもしれないから野菜はよく洗う」という予防法も出てくるが、3期幼虫は中間宿主の体内にいるのではないの?
2004 感染要因が変化してきた沖縄県の広東住血線虫症
沖縄県衛生環境研究所 安里龍二 平良勝也 中村正治 久高 潤 糸数清正
Pam(引用者注:ヒラコウラベッコウガイ) はVa (引用者注:アシヒダナメクジ)に比して筋層が粗であるため、Ac(引用者注:広東住血線虫) 感染率が高くなり、感染幼虫数も多くなる傾向が見られた。
Pam では生存中に体外への感染幼虫の遊出も確認された。
今回新たに待機宿主として確認されたPm (引用者注:ニューギニアヤリガタリクウズムシ)は切断後に感染幼虫の遊出が見られ、さらにPm はキャベツ葉の裏側への付着(写真)が確認されている。このことから、Pm が付着したキャベツがスライサー等でスライスされることで野菜類を汚染することは十分考えられる。
これは消費者からは防ぎようがないな...基素.icon
成虫はドブネズミやクマネズミなどの肺動脈内(心臓から肺にいく血管)に寄生する体長22~23mmの線虫です。
肺動脈内に虫卵を産み、孵化した幼虫(1期幼虫)は外界に出ます。この幼虫が中間宿主(ナメクジ等)に経口的あるいは経皮的に入ると、体内で発育し感染幼虫(3期幼虫)になり、これをネズミが食べると肺動脈内で成虫になります。
ヒトへの感染:3期幼虫を食べることによって感染
この幼虫は、アフリカマイマイ等の陸産・淡水産の巻貝、ナメクジ、カエル、淡水産のエビ、陸産のカニ等に寄生しています。
3期幼虫は非常に小さく、体長の平均値は0.45 mmです
症状
寄生虫がクモ膜下腔などに寄生して、好酸球性髄膜脳炎を起こすことがあります。その場合、約1~2週間の潜伏期の後、激しい頭痛、発熱、知覚異常等の症状を示します。
https://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/kanton.html
ナメクジ食べた男性死亡 豪、寄生虫感染で8年闘病 - 日本経済新聞