研究目的
私たちは誰でもいかなる場面でも気合を欲しているはずである。特に、自分自身にとって非常に重要な場面ではいつも以上に気合を入れようとするだろう。
しかし、自分自身で単に気合を入れているふりをして集中しようと思ってもできるはずがなく、実際はすぐに注意が散漫になってしまい、あるときには手が滑って、確認を怠って、思うままに呟いたものの後で後悔するなど小さなミスを積み重ねる。ときにはそれが大きなミスを犯すことにつながったという経験は誰にでもあるのではないだろうか。
あのときしっかり確認しておけば、あのときもっと考えて呟いて入れば、あのとき、、と誰でも簡単になんでもできることが増えるとともに私たちの失敗も増えているのである。誰もがそのようなことを思っていても実際に気合を入れるためにどうすれば良いのか調べもせず考えもしないだろう。
それならば、私たちが気合が欲しいと思うような操作や場面で気合を出させるインターフェースを提案、実装することによって、普段から気合を発揮し、自分自身の力で小さなミスも大きなミスもなくなるように働きかけることができないだろうかという問題に着目した。
したがって本研究では、発声をさせることでユーザーに気合を入れるインターフェースを提案し、その可能性を探るとともに、身の回りの様々な重要な操作においてのミスを減少させることを目的としている。
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